男性恐怖症の私が株式会社Sに入り、今度はもっと大勢の人と暮らすことになりました・・・。

第４４話 ページ1

それから、昼になり私たちは買い物に出かけました。



そして、今、大型ショッピングモールの前にいます。

貴「大きいですね。」

蒼井「そりゃあ、大型ショッピングモールだからね。」

貴「…。ところで、何を買うんですか？」

蒼井「うーん。六日間ほどだったから…まずは着替えだね！」

貴「そうですか…。って、そういえばどこに行くのか聞いてません！」

蒼井「だって言ってないもん！気になる？」

貴「当たり前です！」

蒼井「ふっふっふ〜！行く場所はね〜…」

貴「(ゴクッ)」

蒼井「何と…」

貴「(な、何と…？)」

蒼井「何と海外！」

貴「…。はい？かい…がい…？」

蒼井「うん！ハワイだって〜！」

そういって、鼻歌を歌いながらスキップしてショッピングモールに入ってった。

貴「はぁぁぁぁぁぁあ！！！！？って！ちょっと待ってください〜〜〜！」

蒼井さんの後を追ってショッピングモールに入って行った。

中に入ると、いろんなブランドのお店が並んでいた。

貴「すごっ！？」

蒼井「来たことないの？」

貴「あったらこんな反応しません。」

蒼井「あ、そっか。とりあえず、何か服買おう！」

貴「はい！」

それから、いろいろな店を回った。

蒼井「あ、これAちゃん、似合うんじゃない？」

蒼井さんが持っていたのは真っ白のレースのワンピース。

貴「私、そのような服、着たことありません。というか、着たくありません。」

蒼井「ありゃりゃ、一回だけ、着てみてくれない？」

貴「いやです。」

蒼井「いーからいーから！」

貴「…もう！一回ですよ！」

蒼井「うん！」

そうして、私は強引にこの服を着せられた。

蒼井「どう？着れた？」

貴「うぅ、やっぱり恥ずかしいです…。」

試着室のドアを開けた。

蒼井「！…。」

貴「もう、いいですか？脱ぎますから！」

蒼井「え？あ、うん。(やばい！想像以上に可愛い！)」

私が元の服に着替え戻ると、「そのワンピース、貸してくれない？」

と言ってきた。

何なんだ…。

貴「どうぞ…。」

蒼井「ありがとう。」

そういって、どこかへ行った…。


…。もしかして…。


買に行ったとかしてないよね！？

蒼井「ごめん！おまたせ！」

貴「…。蒼井さん、その袋、何ですか。」

蒼井「ん？ワンピース！」

貴「何で買ってるんですか！？」

蒼井「ん？かわいかったから！」さ、次いこ！」

貴「はぁ〜、」

今日もまた、この人に振り回されそうです…。

第45話 久しぶりの…。最悪な形なんだけど再開いたしました〜。てか……忘れるなんて……ねぇ？→

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