第86話 守らせて…。 ページ45
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私は思いっきり叫んだ。蒼井さんに気づいて欲しくて…。私は、大嫌いで、大好きな名前を大声で呼んだ。
貴「ハァ…ハァ…」
男5「残念、翔太君、気づいてないんじゃないかな〜?」
貴「ッ…!」
やっぱり届かないの…?私の声…。
貴「…ぁ…おい…さん…たす…けて…よぉ…!」
男1「本気で怖かってる顔最高に可愛んだけど!」
周りでは、私のことをゲラゲラ笑う声が響いた。
しょうた…
ショウタ…
翔太…
蒼井…
翔太…。
「Aッ!!!!!!!!!!!」
倉庫の入口のほうから私の呼ぶ声が聞こえて、ゆっくりと顔を上げるのと同時に誰かが抱きついてきた。
このぬくもりは…。
貴「蒼井さん…?」
蒼井「良かった…!見つけた!」
蒼井さんは、私の腕を不自由にしていたロープを解いた。
男4「おい!何勝手なことしてんだよっ!」
蒼井「勝手なこと?それはこっちのセリフだよ。そっちこそ、僕の大事な子に何してくれてるの?」
男2「んだとっ!」
蒼井さんは、一言男の人たちにいうと、私に微笑んで私にしか聞こえない声でこういった。
「僕が時間を稼ぐから先に逃げて」
貴「でも、」
蒼井「お願い。誰かに知らせて、今、皆で君のこと探してたの。みんな心配してるから、会って安心させて。」
貴「…。」
蒼井「大丈夫だから、ね?」
貴「…わかり、ました…。」
蒼井「うん!ありがとう…。」
私は倉庫から飛び出し、誰かを探した。
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一松大好き - 男性恐怖症の私が株式会社Sに入り、今度はもっと大勢の人と暮らすことになりました・・・。の第59話 事件発生!蒼井翔太氏が・・・。の中での出演声優さんの会話がコントみたいで、とてもおもしろいです。 (2016年8月17日 2時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!まだまだ書く予定なので、よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ココア/保登心愛さん» はーい!続編行きます!!これからも応援よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - サナナさん» ありがとうございます!!d(ゝω・´○) がんばります!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こんにちは(≧∇≦)アリスです♪すごい!!続編ですか♪このシリーズが続くと知ってうれしい限りです!!これからも応援させていただきます!! (2015年12月14日 5時) (携帯から) (レス) id: e58d3e2c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2015年8月18日 12時