Marionation

♯６(N.Y.side) ページ8

よっしゃ、学校初日からAと帰る約束取り付けられた！



なんだかんだで上田と赤西もついてくることになったけど、まぁいっか。




あれ、そういえば･･････





雄「上田、バイクどうすんの」

仁「は？お前バイクで来たの？」

雄「今朝乗っけてもらったんだけど、しばらくしてからコイツ無免許だってことに気付いたんだよね」

仁「バカじゃん‪w」

竜「仁よりは中丸の方が優秀だと思うけどな」




なんだかごちゃごちゃしてきましたが･･････



それはそうと、まさか置いて帰る訳には行かないでしょ。




竜「さっき姉ちゃんがわざわざ回収しに来たって」

雄「え、お姉さんここに来たの！？っていうか、あれお下がりしてもらってお前んのになったんじゃ･･････」

竜「バーカ、嘘に決まってんだろ。勝手に借りパクしたらバレたんだよ」

仁「結局お前が一番バカじゃないの」

竜「うるせぇ」

雄「あー、それはそれは･･････」




お気の毒に、とは言えねぇな。


つーか、バカはどっちだよ。


まぁ、無免許野郎に乗せてもらった俺がツッコめることではないけどさ。




竜「で、帰りは歩いてこいってなったわけよ」

雄「そこそこ距離あるよね」

竜「4、5kmくらい？でも俺、その距離をそのまま帰るってバカなことはしねぇもん」

仁「お前何企んでんの？」

竜「中丸、朝乗っけてったお礼としてお前ん家寄らせろ」

雄「はぁ！？」




まったく、突拍子もねぇな！！

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