Marionation (ページ3)

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♯１(Your side) ページ3

蒼く薄暗い蛍光灯が灯る廊下を進み、とある部屋の扉の前に辿り着く。

紫「お呼びですか、シャドウ様。ヴァイオレットです」

影「あぁ、入れ」

紫「失礼します」

ここに来るのは何年ぶりだろうか。

小学校に上がると同時に、私はここの人間になった。

あの時、私をここへ連れて来てくれた人が、シャドウ様───ここが彼の部屋である。

素性や本名はまだ分からないけれど、この組織『黒霧塔』を統括する最も強い黒魔力の使い手だ。

あれからおよそ10年。

今、私は15歳で、もう1ヶ月もすれば誕生日を迎える。

先日中学を卒業したばかりだが、高校の行先は決まっていなかった。

だから、シャドウ様から指令を言い渡された時は、本当に驚いた。

影「帝燿首都学院高等部に、お前の入学を取り付けた。

4月5日から黒羽Aとしてそこへ通え」

紫「シャドウ様、大変嬉しく思いますが、一体何故。ただ学校へ通うためではないはずでしょう」

すると、シャドウ様は当然とでも言うかのようにフッと少しだけ笑い、その旨を話した。

影「帝燿首都学院、あの学院にHero組織が通っているという情報を得た。

今分かっているのは高等部に2人、中等部に1人だ。

情報部のロゼの報告によるものだから、間違い無いだろう。

中等部の方には、ヴェルトを通わせる。

お前は組織の人間であることを知られないように、ヴェルトと一緒にHero側の人間を探し、得た情報をロゼに報告しろ」

紫「承知しました」

･･･････････････････････

リクエスト募集中！

素性が明らかになっていない新たな人物
※〈〉はイメージカラー、→はデビュー基準
あくまで目安なので、下記設定とは異なっていても構いません。

・シャドウ〈影〉→KAT－TUNより前
・ロゼ〈ピンク〉→範囲指定無し
・ヴェルト〈緑〉→KAT－TUNより後

彼ら以外にも登場させて欲しい人物募集中です！

出来ればヴェルトを優先的に決めたい……！
(この後の学校のシーンで素性を明らかにしたいので)

彼らの正体が誰になるかによって、性格や話し方、物語のストーリー展開が変わってきます。

是非、コメント欄、または作者Twitter【@maron_3_voices】のDM、固ツイへのリプにてご応募ください！(*^^*)

↓作者Twitterアカウント
神無月三栗のボイス垢 (@mahttps://twitter.com/maron_3_voices?s=09

たくさんのご応募お待ちしております！