over sugar -K.B- ｛あんみつ様リク｝ ページ5
「ブスが顔晒してんな」
「てめぇは弱ぇんだから出てくんなや」
「ったく、どんくせぇなぁ…はよ来いや」
かっちゃんは死ぬほど口が悪くて、昔から喧嘩ばっかりしてた。
売り言葉に買い言葉でたくさん喧嘩した。
出久もいっぱい巻き込んだ。
でも本当は大好きで、想いを伝えられなくて、悩んでいた。
そんなモヤモヤしたまま迎えた卒業式、終わった後に呼び出されてかっちゃんに言われた言葉は私がずっと夢見ていたものだった。
「好きだ、付き合えA」
命令形なところに彼らしさを感じながら彼の胸に飛び込んだ。
そんなこんなで私とかっちゃんは青春に溢れている高校生活を送る…はずだった。
「おいA、どこ行くんだよ」
『職員室』
「俺も行くから待っとけ」
『いやいや学校内だし1人で大丈夫だよ』
ええ、彼、過保護になって正直うざいんです。
どこに行くのも付いてくる。
ほんっとーに付きまとってくる。
「三好が嫌そうな顔してるからやめてやれよ爆豪」
『瀬呂くん…！』
「あ"？ 死ねしょうゆ顔」
「そんなしつこいとフラれるぞー」
「いっその事別れて俺と…！」
『いや上鳴だけはないわ』
「人の女に手ェ出すな殺すぞ」
上鳴を威嚇するかっちゃんを横目に静かに溜息を吐いた。
そして隙を見て職員室に行こうとしたけど無駄だった。
うん、般若のような顔をしたかっちゃんに襟掴まれてるなう。
『離して』
「１人で行かせるわけねぇだろカス」
『校内だし、一応ヒーロー志望だから大丈夫だって！』
本気で呆れていると、いつの間にか横に来ていた切島くんが耳打ちしてきた。
「この間あいつが、Aが可愛いすぎてそろそろ心配って珍しくのろけてたぜ！」
「てめぇクソ髪何Aに吹き込んでやがる！！」
うん、かっちゃんが私のことをすごく好いてくれてるのは知ってた。
でもそこまでとは…。
「あ、三好顔赤くね？」
『禿げろ上鳴』
「辛辣！」
「そんなことより職員室は？」
『…忘れてた』
「A、１人で行くんじゃねぇ」
「いい加減にしろよなー」
『大丈夫、ありがと瀬呂くん！ かっちゃん、行こう？』
「…おう」
「なんだよ結局ラブラブかよ」
後ろで文句が聞こえたけど、それを無視してかっちゃんの手を握り走り出した。
過保護が嫌なのは変わってないけど、その愛に素直に甘えるのもアリでしょ？
(いつまでも２人でいよう)
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ちぇけらっちょ。 - 輪来さん» 了解しました！お応えするのが遅くなるのでご了承ください。ありがとうございます、頑張りますね！！ (2018年10月22日 6時) (
レス) id: 6d55399477 (このIDを非表示/違反報告)
輪来 - リクエストなんですが(唐突)、デクをお願いします！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2018年10月19日 16時) (レス) id: 8010af24fd (このIDを非表示/違反報告)
輪来 - リクエストなんですが(唐突)、デクをお願いします！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2018年10月19日 16時) (レス) id: 8010af24fd (このIDを非表示/違反報告)
ちぇけらっちょ。 - きのこさん» リク承りました！ ですが、もはや日常ですがスランプ患ってるマンなのでお答えできるのが遅いです…すみません…。 (2018年10月14日 11時) (レス) id: 6d55399477 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - リクエストよろしいでしょうか？心操君でお願いします！！(期待のまなざし) (2018年10月14日 10時) (レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぇけらっちょ。 | 作成日時：2017年5月11日 10時
