ハロウィンの罠。【赤】 (ページ7)

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重岡とHalloween ページ7

…

重岡『なぁなぁ！A！あれ見てや笑笑あのおっさん禿げてるで！！』
『うわぁ、ご愁傷さま…』
重岡『あっひゃっひゃっひゃっ！！』

とは言っても、彼のトーク力は抜群で私は彼と話していると退屈しない。

『あ、あの人……食パ〇マン…？……ん？…しげ、どしたの？』
重岡『やばい、あれ課長や…！逃げろっ！』
『えっ、なに！しげ！ねえ！ちょっと待ってよ！』

あいつめ……妻を置いて1人で逃げやがった。
後で覚えておけよ。

しげが指差した課長は…なんとも滑稽な食パ〇マン姿で堂々と歩いていた

『しげにもあれくらいの度胸が必要なんだよなぁ……』

…

…

…

「あの…！すみません。」

仮装をしていた男子学生…かな？の2人が私に声をかけてきた。

こんなおばさんになんの用だろう。

『はい？』
「あの、写真撮って貰えます～？」

え、なんかチャラいんだけど…
やだけど……頼まれた以上撮るしかないか

『分かりました。ここ押せばいいんですよね？』
「あ！そうです！で、ちなみにお姉さんは1人なんです？」
『あ、連れがおりまして…』

もう写真撮ればいいでしょ？早くしてよ。

『じゃあ、撮りまーす。』

写真を、撮った。