ハロウィンの罠。【赤】

重岡とHalloween ページ3

…


『はぁ、巷はハロウィン、ハロウィンうるさいなぁ……ねぇ？しげ。』
重岡『ほんまやなぁ。あんなん仮装して歩くだけやろ？何が楽しいねん！』
『……そっか…しげそういうの嫌いそう…』
重岡『え？なに、お前やりたいん？』
『……ちょっとね、ねぇ、しげ…やらない……？』
重岡『はぁ？……絶対嫌や！あんなん恥さらしや！ほんまに無理！無理！そんなにやりたいなら1人で行ってこい！』
『……ケチ。』
重岡『なんとでも言え。』
『バカ。』
重岡『次はなんや』
『淳太の方が良かった！』


グサッ


『だってさ、淳太だったらこういうの率先してやってくれるし？絶対ノリノリだし？私に付き合ってくれるし？あーーー、淳太とヨリ戻そーかなぁぁー』
重岡『わーった！わかったから！行けばええんやろ行けば！！！』
『やった〜！しげ好き〜！』
重岡『はあ、ホンマに狡いなぁ』
『ついてはさ！明日しげが仕事終わったらいつものところで待ち合わせね？』
重岡『夜の都会いややぁ！』
『大丈夫大丈夫！』


本当にインドアだなぁ


『ドンキかなんかで買ってきてよ？……で、ちゃんと仮装してきてよ？じゃなきゃ、私浮いちゃう。』
重岡『わかってるわ！』

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