短編集プラス花言葉編

私の友達 ページ13

私の友達。

明るくて面白くてちょっと変わってる子。
優しくて友達思いのいい子。かまちょな所あるし、色々こっちが心配する少し困った子。
音楽、後、、、、、。ア、アニメ？が好きで。
歌う事も大好きなのかな？


いつも私達といる。俗にゆういつメン。
私はその子が大好きだ。



、、、、、でも。その子は左耳が聞こえずらくなってきたらしい。
聴覚障害、、、、、だったっけ。そんな感じ。


でも私には「大事な人やから」と言ってこのことを話してくれました。
私は勿論驚きましたが、深く考えていませんでした。

「大丈夫」そう友達が言ってくれたから。
「まだ全然聞こえるから」って。
「痛くないからって」
まだ"大丈夫"なんだって。そう思い、軽く考えていました。

だって、その子の生活は今までと全く同じで、普通だから。正直何も考えていませんでした。


いつもみたいに笑って。いつものメンバーで楽しく、、、、、。

それがずっと続く。そう思っていたから。


それからその子は小説を書くのが好きで私も読んでいた。

ある日私はその子のリングノートを取って小説を読んでいた。
よく読むとその話は実話で。その子の事だった。

そこには私が知らない、聞いていないことがたくさん書いてありました。



驚きました。前よりずっと。

何か言いたかった。でも同情はいやって。書いてあったから。何も言えなかった。



私はただその子の最後の一文で泣くことしかできなかった。、、、、、いや、学校なので耐えたけど。
辛さがわかる一文だった。









"神様、どうか右耳、右耳だけは奪わないで下さい。''

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