今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:396 hit
小｜中｜大
購買 ページ3
「本田くん、折角隣なんだから一緒に昼ごはん食べようよ」
まだあまりクラスの人達と打ち解けていない中、推薦入試の時に関わった本田くんとだけは唯一話せていた為、誘ってみた。
本田くんはその言葉に少しギョッとした後、
「Aさんって仲良くなるとキャラ変わってくるタイプの人だよね」
「よく分かったね」
「別に食べるのはいいけど、俺今日弁当忘れたんだよね」
「受験の時のシャー芯もだけど、肝心な忘れ物多いね」
「それな」
結局、何も食べないわけにもいかないので動くのがダルそうな本田くんと購買に行くことになった。
「何買うの？」
「んー……いちごオレとやきそばパン」
「なんで動くの遅いくせにそんなに最初に売り切れる人気商品を選ぶのかな」
「それな」
結果から言うと、売り切れていたので梅干しおにぎりだけを買って私のお弁当のおかずをわけてあげた。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←入学の日
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海藻さん。 | 作成日時：2018年12月29日 15時
