5.そこにいたのは ページ5
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" あいつ、もうAちゃんの家に向かってるはずだから。 "
" じゃあ、頑張って！ "
そうウインクされ、半分押し出されるようにしてお店を出てきた。
チョン・ジョングク。
一体どんな人なんだろう。
ウキウキしながら、でもちょっと心配にもなりながら、家までの道を急いだ。
家の前にはまだ誰もいなくて、あぁ、間に合ってよかったってドアに手を掛けた。
「 あれ？ 」
鍵、開いてるんだけど。
……まさか。
嫌な予感がして、勢いよくドアを開け、そのままリビングに突っ走った。
JK「 あ、おかえり。 」
……。
ソファに座って、呑気にお菓子を食べてるのは明らかに、さっき写真で見た彼そのものだった。
私、本当にレンタルしちゃったんだなぁ。
…って！
そんな呑気なこと考えてる場合ではない！
「 どうやって入ったんですか。 」
JK「 鍵開けっ放しでしたよ？ 」
「 え？！ 」
JK「 でも大丈夫、僕が見張っておいたから！ 」
Aっておっちょこちょいだよね
ってジミンによく言われるけど、こういうことがあるから否めないんだよー。
いやでも普通、勝手に入るか？
一応私、女の子なんですけど。
JK「 あーあと、 」
そんな私にお構いなしで、ジョングクは続けた。
JK「 すごい、僕がこれ好きだって知ってたんですか？ 」
そう言って彼は、食べていたお菓子の包みを掲げた。
バナナが愉快にサッカーボールを蹴っている、あの包みだった。
「 それ、買ってきたやつなんじゃないの？ 」
JK「 ううん、そこの棚の上に置いてあったやつ。 」
……
………ちょっと待った！
「 違う！それ！私が大事に取っといたやつ！！ 」
JK「 …？！ 」
「 返して！私の大好物！ 」
JK「 いや、これ僕が買ってきたやつです。 」
「 はぁ？！ 」
ジョングクはいたずらっぽく笑った。
その時少しだけ、今まで感じたことがないような不思議な気持ちになった。
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Rala(プロフ) - ちむたんさん» ちむたんさん、いつも温かいコメントありがとうございます…！ちむたんさんの言葉に元気をもらっています(*'▽')また新作をアップした際にはぜひ遊びに来てください！*。 (2020年5月28日 18時) (
レス) id: 17c5136509 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん - お久しぶりです、ちむたんです！完結おめでとうございます！今回も素敵な作品で、心が温かくなる感じがしました。Ralaさんの作品が出る日を楽しみにしております、、、(*^ω^*) (2020年5月28日 1時) (レス) id: eb6521bf0d (このIDを非表示/違反報告)
Rala(プロフ) - Yellow8938さん» わぁYellow8938さん、待っていてくれたんですね(;O;)ありがとうございます！カメさん更新になるとは思いますが、いいお話をお届けできるように頑張ります*。 (2020年5月13日 5時) (レス) id: 17c5136509 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - Ralaさんおはようございますおかえりなさい更新の通知がきていて嬉しくて直ぐに読んでました (2020年5月11日 9時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
Rala(プロフ) - ちむたんさん» ちむたんさん！またお会いできてうれしいです。また、Ralaのお話をよろしくお願いいたします*. (2020年4月4日 21時) (レス) id: 17c5136509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rala | 作成日時：2020年3月31日 12時
