No.08 始めようか、戦闘訓練！ ページ10
緑谷side
ｵｰﾙﾏｲﾄ「戦闘訓練！！」
爆豪「戦闘...(ﾆｨ)」
緑谷「訓練...！」
ｵｰﾙﾏｲﾄ「と、その前に...
私の他に、ヒーロー基礎学を担当する先生がもう一人いる
入ってきてくれ！！」
「「「？」」」
オールマイトがそう言うと、ドアから一人の女の人が現れた。
『はじめまして、海王院 碧海です
ヒーロー名はブルーマリン
好きに呼んでください』
緑谷「(え、このひとって、)」
ウェットスーツのようなコスチュームを着たその人には見覚えがあった。
上鳴「テレビで観たことある！
あれだ！体育祭で二年連続優勝の！」
芦戸「私も見たことある！」
尾白「でも、今年はまだ高校生なんじゃ...」
そう、彼女は去年と一昨年の雄英体育祭で優勝を果たしている。
そしてプロヒーロー、シャークス・ティースの娘さんでもある。
ｵｰﾙﾏｲﾄ「はっはっは！
有名だな！海王院少女！」
『やめてください、オールマイト』
ｵｰﾙﾏｲﾄ「そう！
彼女は今年高校3年生だが、
ワケあって補助教員として、君たち一年生のヒーロー基礎学の副担当をすることになったんだ！」
「「「えー！！！」」」
ｵｰﾙﾏｲﾄ「今後はどちらかが授業に来るが、今日は最初の授業だから私たち二人で行っていくぞ！」
『よろしくね』
ｵｰﾙﾏｲﾄ「そして戦闘訓練に伴って...こちら！！！」
ｶﾞｺﾞｯ
「「「！？」」」
ｵｰﾙﾏｲﾄ「入学前に送ってもらった「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた...
教室の壁から、収納されていた全員分のコスチュームケースが出てくる。
「「「おおお！！！！」」」
緑谷「
母特製スーツの入ったバックを握りしめる。
ｵｰﾙﾏｲﾄ「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ！！！」
「「「はーい！！！」」」
コスチュームに着替えた生徒たちが、グラウンド・βに集まってくる。
ｵｰﾙﾏｲﾄ「格好から入るってのも大切なことだぜ少年少女！！
自覚するのだ！！！今日から自分は...
ヒーローなんだと！！
さぁ！！
始めようか、有精卵共！！」
.
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作者名：H.A. | 作成日時：2021年2月6日 15時
