【ヒロアカ】鳥人間と人魚姫。【ホークス】 (ページ7)

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No.05 自己犠牲の精神ページ7

主人公side

そして、開始から4分が経過した。

根津「この入試は敵の総数も配置も伝えていない

限られた時間と広大な敷地...

そこからあぶり出されるのさ

状況をいち早く把握する為の、情報力

遅れて登場じゃ話にならない、機動力

どんな状況でも冷静でいられるか、判断力

そして純然たる、戦闘力...

市井の平和を守るための基礎能力が、P数という形でね」

「今年はなかなか豊作じゃない？」

「いやーまだわからんよ

真価が問われるのは...

これからさ！！」

ﾎﾟﾁｯ

『(ここで0Pの投入か

ほんと、無駄遣いするなぁ...)』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「圧倒的脅威

それを目の前にした人間の行動は正直さ...」

『戦っても利益にならない相手

普通は回避するべきものだけど...』

受験生たちが巨大ギミックから逃げ惑う中、瓦礫の下敷きになっている少女を助ける為に、一人の少年が走り出した。

ｵｰﾙﾏｲﾄ「メリットは一切ない

だからこそ色濃く、浮かび上がる時がある

ヒーローの大前提...」

ﾄﾞｫｵｵﾝ!

ｵｰﾙﾏｲﾄ「自己犠牲の精神ってやつが！！！」

0P敵(ヴィラン)は、空中での少年の一撃により倒された。

『(なんてパワー...)』

彼の行動を見て、ほかの先生たちも盛り上がっている。

『？

(あぁ、そういうことか)』

その時、ふと見たオールマイトの表情から理解した。

『(あの子が...)』

そして、

ﾏｲｸ「終了～！！！！」

10分間の実技試験が終了した。

「あの子、いいんじゃないか？」

「でも、右腕と両足がボロボロに...」

「不思議な個性だ」

試験が終わった後も、先生たちが口々に彼の話をしていた。

『オールマイト』

オールマイト近づいて耳打ちをする。

『なかなかいい子、見つけたんじゃないですか？』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「！

海王院少女！！(ﾎﾞｿｯ)」

『ふふっ』

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