【ヒロアカ】鳥人間と人魚姫。【ホークス】 (ページ18)

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No.16 スタートライン、爆豪の。③ ページ18

主人公side

放課後、制服に着替えて1年A組へ向かう。

『あれ？爆豪は？』

麗日「マリン先生！

それが、今さっき一人で先に帰っちゃって...」

『そっか

わかった、ありがとう』

教室を後にして昇降口へと向かうと、下駄箱で爆豪を見つけた。

『爆豪』

爆豪「...」

爆豪は一瞬視線がこちらに向いたが、すぐに逸らされた。

『緑谷の事が相当気になるみたいね』

爆豪「あ゛ぁ！？」

振り返った爆豪の目の前に行く。

『爆豪が彼をそこまで毛嫌いする理由は知らないけど

二人とも、根っこは同じなんじゃないの？』

ﾄﾝ

左胸の心臓を人差し指で指す。

爆豪「...」

『今日、ここが

貴方のスタートラインよ

悔しかったなら、這い上がりなさい

この学校で、トップを掴んでみなさい』

爆豪「っ

...わかってる」

『大丈夫

爆豪はもう、〝あの子〟のヒーローだから』

爆豪「は...？」

『じゃ、また明日』

それだけ言って、私は自分の教室へと戻っていった。

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