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第42話【過去編】 ページ44

主人公side





〈___交流会二日目





団体戦...スタート!〉









『じゃ


打ち合わせ通りにお願いします』



「おう」


「頼んだぞ,小鳥遊!」





スタートと同時に走り出す3年の先輩達を見送り,溜息をついた.



『さっさと終わらせよ...





風伯』





右手を頭上に突き上げてその名を呼ぶと,風袋を持った青い鬼が姿を見せる.





『"空間風識(くうかんふうしき)"___』





自身の呪力を込めた風を使い,敷地内に散らばっている先輩達の京都校の人間,そして呪霊の位置を把握する.





『まだどの呪霊も祓われてないみたいね』



現在,先輩達に持たせた風伯の呪力から作った人形(ひとがた)に,それぞれ京都校の人間の元へ案内をさせている.





数分後,全員が京都校の人間と相対した事を確認する.





『___捕捉,完了』



先程と同じように,今度は左手を上に突き上げた.



『準備は出来てるわね


雷公』


雷公〔いつでもいいぞ〕



現れたのは,連なる太鼓を持った白い鬼.





『いくわよ』





スッ





突き上げていた左手を振り下ろす.









『"鳴御雷(なるみかづち)"』









______ドォオオオン!!!!!



森のあちこちで大量の落雷が発生し,当たりは煙に包まれた.









『___風伯』



風伯〔2級を含めた敷地内の呪霊全9体,消滅





尚,

術師達への攻撃は全て人形(ひとがた)に落雷



東京・京都両校の被害は,0だ〕


『そう









よかった___』









これにより高校2年の交流会は,私達東京校の勝利に終わった.





.

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時

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