第8話 ページ9
主人公side
面談の時間が近づいても悟と虎杖は未だ現れず,夜蛾はチクチクと新しい呪骸を作っていた.
『___正直,私はどうかと思います』
夜蛾「何がだ」
『自我を保てると言っても,取り込んだ指はまだ二本
何本目から暴走するかも不明だし,全ての指を取り込むまで彼の身体がもつとは到底思えない
仮にそれが可能だとしても,本来の力を取り戻した宿儺を抑え込むのは現存の術師でははっきり言って厳しいです
千年生まれて来なかった逸材とはいえ,
虎杖悠仁を器として認めるには時期尚早だと思います』
夜蛾「悟では宿儺に勝てないと言いたいのか?」
『勝てる勝てないの話じゃありません
もしもの時の被害の大きさの話です
...それに』
夜蛾「?」
『虎杖悠仁,彼は人が良すぎる
人を正しい死に導く事にこだわってるみたいですけど,
善意だけじゃ呪術師はやっていけない』
夜蛾「...
お前の言う通りだ
だから今日,
虎杖悠仁のイカレ具合を試させてもらう」
約束の時間が過ぎ,ようやく講堂の扉が開いた.
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時