第19話 ページ20
主人公side
翌日.
私は虎杖が修行を行っている地下の部屋に来ていた.
『やってるわね』
正さんとの用がある為,悟が出ていった後だった.
虎杖「?
あ,小鳥遊せんせ」
ドカッ!!
虎杖「も゛ぉー!!!」
『ほらほら集中』
虎杖「痛ってぇ...
どうしたの先生,こんなところに来て?
俺になんか用??」
『特に用はないわ
様子を見に来ただけ』
虎杖「...ねぇ,先生」
『ん?』
虎杖「先生は,俺の事嫌いなんだよね?」
『え?』
虎杖「いや,いいんだ
今回のことで,俺の事をよく思ってない奴もいるってわかったし」
『...
駄目ね,私(ボソッ)』
虎杖「?」
『えぇ,そうよ
私はまだ,貴方の事を認めていない』
虎杖「...」
私がそう言うと,虎杖は黙って空を見つめていた.
『貴方言ったわよね,面談で
"生き様で後悔はしたくない"
って』
虎杖「うん」
『それと同じことを言って死んでいった同期がいたわ
学生時代にね』
虎杖「!」
『貴方が例えどれだけの人を救おうと
救った人間が必ずしも貴方を裏切らないとは限らない
あっさりと見捨てられることもある
そして貴方はいつかきっと後悔するわ
"あの時,指なんて喰わなければ"
とね』
.
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月24日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き待ってるよ。 (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5781b40464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:H.A. | 作成日時:2021年2月3日 0時