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第二章 ページ8

貴方side



フ「A!」


後ろから声をかけるとパッとフレイアは嬉しそうに顔を輝かせながら振り返った


「あの子……」


その時私に気が付いたのかワルキューレは驚いたようにお互い顔を見合わせ何やら相談を始める


「……そこのあなた!名前は?」


すると突然ワルキューレを代表した赤い髪の女の人に名前を聞かれた


確かリーダーのカナメ・バッカニアさん……?


妙な質問に少し警戒しながら答える


貴「早乙女……Aです……」


カナメさんは私に届くよう口元に手を当て大きな声で問いかけてきた


カ「早乙女Aさん。あなたもワルキューレオーディションに出てくれないかしら?」


貴「……オーディションに?」


私が聞き返すとカナメさんはニッコリと大きく頷いた


カ「どうかしら?」


貴「……考えておきます」


私の曖昧な答えにカナメさんは少し肩をすくめるともう一度問いかけてきた


カ「ならラグナに来てくれないかしら?あなたと少し話がしたいわ」


貴「……分かりました」


私が頷くとカナメさんは嬉しそうにメンバーと顔を見合わせラグナへと帰っていった


フ「あたし歌ったんよねぇ。ワルキューレとぉ……美雲さんと……」


夢を見ていたような口調でフレイアはワルキューレが去った空を眺めていた


ハ「いって……」


その時後ろから口元を押さえながらハヤテがやって来た

さっきとは売って変わっていつものハヤテに戻っている


貴「口元どうしたの?」


ハヤテの口元は手当てした時には無かった新しい怪我が出来ていた


新しい怪我の原因はミラージュさんに突然殴られたかららしい


貴「大丈夫?」


手をそっと当てるとハヤテはちょっと痛そうに頷きフレイアと同じように空を仰いだ

第二章→←第二章【覚悟のオーディション】



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設定タグ:マクロスΔ , ハヤテ・インメルマン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時

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