光よりも速く風に舞え【ハヤテ・インメルマン】

第六章 ページ43

ミラージュside



『ジーナス家の……あの天才パイロットの孫娘！』


『おじいさまとおばあさまの才能を受け継いでいればさぞかし……』


ミ「……」


翌日ジークフリードの前に佇むと昔言われた言葉が蘇った


ハ「ミラージュ。今度こそあの死神野郎を見返してやろうぜ！」


その時ハヤテがやってきて笑顔でリンゴを投げ渡してくれた


ミ「ええ……そうね」


その笑顔に私も微笑み返し隣にいるAを見る


ミ「今回Aは操縦側ですか？」


貴「まあね。一応少しは歌側に加勢するけど。お互い頑張りましょう」


Aは笑ってインカムを掲げた





アー『惑星イオニデスでヴァールシンドローム発生！』


「脱出システム作動確認！」


「準備は万全だぜ！」


ハ「いい感じだ！」


全員が自分の機体の安全を確認していく


『プロジェクションユニット接続！』


『MMPブースターパック装着！』


出動時にアーネスト艦長から指示が聞こえる


アー『新統合軍の兵士も既に70%以上が操られ空中騎士団も現れた！α、β小隊はポイントチャーリーの防衛を。デルタ小隊はポイントエコーへ。これまでの借りを返してこい！』


続いてアラド隊長がハヤテとAに連絡する


ア『デルタ1より5と6へ。


5、お前にとっては初めての宇宙戦闘だ大気圏との軌道の違いや推進剤の残量に注意しろ！

6、お前は宇宙戦闘の経験はあるだろうが気を付けていけよ』


ハ『了解！行くぜミラージュ、A。死神野郎に目にもの見せてやろうぜ！』


貴『了解！』


ミ『言われなくても！』





惑星 イオニデス 衛星軌道上


惑星イオニデスにつくとすでにそこは交戦中だった


そしてそこにワルキユーレ達も出てくる


レ『歌は愛！』


マ『歌は希望！』


カ『歌は命！』


フ『歌は元気！』


貴『歌は光！』


美『聞かせてあげる！女神の歌を！』


全『超時空ビーナス・ワルキューレ！』

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