第五章 ページ32
ハヤテside
フ「もしかしてウィンダミアにおったんかね?」
フレイアの言葉にアラド隊長が頷く
ア「ああ。7年前、独立戦争の時にな」
7年前……Aの兄貴がいなくなった1年後か……
メ「新統合軍とパイロットが操られていたのもウィンダミアの?」
カ「おそらく……」
アラド隊長の隣のカナメさんも重々しく頷く
チ「じゃあこれまでのヴァールの暴走は全部?」
カ「いいえ。彼らが関与しているのはその一部、強力な生体フォールド派が感知されたものだけだと本部は見ているわ」
カナメさんはパッドを見ながら首を横に振った
マ「今までのは……」
レ「実験……」
マキナさんもレイナさんも複雑な顔をしている
ア「そして今回ただの暴徒としてではなく統制のとれた行動をとれるまでになった。推測に過ぎんがな
だが惑星ボルドールでも新統合軍の多くが操られていたほぼ無血降伏だったらしい」
チ「一体どうやって?」
貴「歌が聞こえた」
ハ「え?」
ポツリと隣にいたAが言った
フ「うん。誰かが歌っとった」
マ「綺麗な声だったけど……」
レ「ヒリヒリ……痛かった」
美「あれは……男の子の声」
ワルキューレメンバーの証言にアラド隊長がカナメさんを見る
ア「カナメさんにも聞こえたのか?」
カ「はい」
カナメさんも力強く頷く
美「天使か。悪魔か。あれだけのヴァールを虜にしてしまうなんて感動的じゃない?」
美雲さんは歌の主に興味を持っているようだ
ミ「ワルキューレメンバーにだけ聞こえたのでしょうか……」
ミラージュの言葉にハッとして俺も話す
ハ「俺にも聞こえたぜ。でも聞こえたというより感じた……?」
フ「光より早く時空を越えて届く歌声……なんだか風の歌い手みたいやね」
美「風の歌い手……」
フレイアの言葉に誰に聞かれるともなく美雲さんは呟いた
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時