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第二章 ページ12

フレイアside



モノレールでカナメさんの言葉が頭の中で繰り返される


カ『第3回ワルキューレオーディション。合格者は……無しとします』


窓の外を見るとハヤテとAらしき人が戦闘機の置いてある場所にいるのが見えた


あの二人は多分Δ小隊に入隊できるんだろうな


もしΔ小隊に入れることになったらAは私をどうするんだろ……


ボーッとしていると突然、暴力的なサイレンと共に車内が赤く光り出し、モノレールが急停車して車内にアナウンスが響いた


『お客様にお知らせします。バレッタ市内にてヴァールによる暴動が発生しました』


「ウソだろ!?」


「ワルキューレはなにやってるの!?」


私の他に乗っていたお客さん達が携帯ニュースを確認しながら悲鳴をあげる


『ヴァール化した市民は増え続けており、各地で混乱が……』


その時乗車していた男の人が苦しそうにうめき出し近くにいた女の人が近寄る


「どうしました?大丈夫ですか?」


その瞬間、鮮血が目の前を横切る。女の人が倒れた、と認識したときには男の人の目は自分に向けられていた


床に倒れこむ。「何をしているの!」と悲鳴に似た声が聞こえた


ヴァール化した男の人がすぐ近くで自分を見下ろしている


手に持っていたお守りの音楽プレーヤーも衝撃で飛んでいってしまった


フ(私……何でここに……)


そう思うと同時にあの日の美雲さんの景色が甦った


フ「歌……」


小さい頃目に焼き付いていた故郷の様子を思い出す


私はゆっくりとヴァールの頬に右手をそえ歌を口ずさむ


『恋!ハレイションTHE WAR』


無心にただ目の前の苦しんでいる男の人に向かって


そのうち男の人は倒れ乗客に取り押さえられた


「これ……大切な物なんでしょう?」


体を起こすと女の人が落としたお守りを手渡してくれた


フ「その声……」


聞き覚えのある声に胸が波打つ


「Welcome to valkyrie world!」


女の人はそう言って2、3歩下がり他の女の人2人と並ぶ


すると私が座り込んでいた床が光りだして3人の衣装が変わった

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設定タグ:マクロスΔ , ハヤテ・インメルマン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時

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