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ドトラ定食 ページ5

今日は大学が休みなので、お世話になっているパクさん夫婦のお店を手伝いに来ていた。
昼のピークを過ぎて、2時半・・・やっと座ってお茶が飲めると思った時に、彼は現れた。

『オソオセヨ〜(いらっしゃいませ)』

チャ「どーとーらーぁー」

「あ、チャミヒョン。元気だった?」

チャ「僕の教育がいけなかったんですか?何故メールに返事しない?」

「メール・・・?あッ!」

チャ「それも2日前のですけどね」

う、チャンミンの視線がイタイ・・・
え〜と、どんな内容だったっけ?(汗)

「いろいろ忙しくてぇ、忘れ・・」
チャ「ワスレテタ、とか言いませんよね!?」

かぶせるように言われて、おまけに頭の真上から威圧されてる。
おぉ・・・言葉が丁寧なのが余計にコワイです。

「ごめんよー、ヒョン。
 ここは・・・そうだ!僕が美味しいものをご馳走します!」

・・・コレでどう?
両手を組んで、片方は顎の下に手をおいて、暫し考えていたチャンミンがニヤリと笑った。

チャ「前に、手料理を作れと言いました」

「そんなこと・・」

チャ「言いました!」

「は、はい・・・(汗)」

チャ「フッ、今日は僕がドトラの腕を審査してあげます!」

「えぇー!!」

チャ「言っときますが、僕の目も舌も肥えてますから。
  僕を満足させられないんじゃ、立派な料理人にはなれないからね?」

「僕・・・ただのバ、イト」

チャ「はあぁぁぁ?(脅)」

「うわぁっ!コワイよ、ヒョン。な、何がいいの?」

チャンミンをなだめつつ、とりあえず聞いてみる。

チャ「まず麻婆豆腐とキムチチャーハン、それにオムライスとシチューかな」

言うだけ言って、チャンミンは店の奥の目立たない席でひとり本を読み始めた。


「韓国料理じゃないし!めっちゃ中華と洋食だし!無理だよ!」

一人厨房でテンパッてると、話を聞いていたパクさんが笑っている。

パ「昼のオーダーストップかけたから休憩入って、Aちゃん。
  チャンミンが我儘言うなんて珍しいよ」

「そうですか?いつも我儘言われてる気が・・・」

パ「ははっ、何でも使えるものは使っていいから食べさせてあげて?」

優しいパクさんの計らいで、店のメニューにこだわらずに作っていいお許しが出た。
だいたいの調味料の場所は把握していたから、案外早くできて・・・






「ドトラ定食、お待たせしました〜」

チャ「コレ・・何?」

運んだ途端、訝しい顔を見せるチャンミンだった。





.

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設定タグ:東方神起 , ユノ   
作品ジャンル:恋愛
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hatoko(プロフ) - たみさん» ありがとうございます!たみさんも風邪に気をつけて下さいね~。なかなか進まないお話たちですが、ブログの方でも別のお話をコッソリ書いてますので、お暇があれば覗いて見てください(笑) (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - 更新待ってました!寒くなってきたので風邪などにご注意下さいね。続きいつまでも待ってまーす (2013年11月25日 1時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - たみさん» こちらにもコメありがとうございます〜♪少し更新してからと思い、遅くなりました・・スイマセン^^;さぁ、再びユノとの接触です・・・(笑) (2013年10月24日 0時) (レス) id: 0f083704a5 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - あんにょん♪実はこちらの作品で、hatokoさんペンになりました(*^ω^*)こちらも楽しみにしてます。 (2013年10月16日 6時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - みえさん» コメありがとうございます!ちょっと多忙になったんですが、週末には更新したいと思います…(^-^)/ (2013年8月2日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HATOKO | 作者ホームページ:http://popoya8105.blog56.fc2.com/  
作成日時:2013年5月21日 23時

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