困った4兄弟 ページ29
「進まない・・・んもぅ、離れて!」
チャンミンのせいで包丁を片手に持ったまま、料理を妨害されている私。
「危ないんだって!!」
チャ「自分が言ったことに責任を持ってよ」
「それは分かったけど、もういいでしょ?」
チャ「分かってない・・・1回なんて言ってないし」
「は?この状況でも・・・?」
チャ「はい(笑)」
さっきとは打って変わって、にっこりと天使の微笑みを浮かべるチャンミンに他の3人は呆れている。
ユチョ「チャミナ、そんなにくっついてたいの?」
チャ「えぇ」
ユチョンの茶化しにもめげず、
ジェ『俺がいつでもちゅーしてあげるのに・・・』
チャ『いりません』
ジェジュンの誘いをバッサリ断り、
ジュ『ねぇ、ゲームしよ?昨日クリアできた面、教えようか?』
チャ『もう全クリしてますから』
ジュンスの相手もしてあげないチャンミン。そして・・・
チュッ♪
ユチョン達のいるリビングを見てたら、すぐにおでこや耳にキスを降らせてくる。ジュンスは頬に1回軽いキスをくれて終わったのに、チャンミンは・・・しつこい(汗)
避けようにもかなりの身長差がある私達だから頭上からの攻撃(←キス)をかわせなくて。
恥ずかしいのを通り越して、いちいち作業の手が止まるもどかしさにイライラしてきた。
「ちょ、ちょっと!」
チャ「なんですか?」
「なんか分からないけど、僕が悪かった!だからもうヤメテ!」
チャ「・・・じゃあ、最後の1回」
「・・・わかったから、」
これで終わらせてくれるなら仰せのままに、と包丁を置いてエプロンで手を拭いて・・・チャンミンに向き合って、目を閉じた。
チャ「え?」
「え?じゃないよ。早くしてッ!」
見ないほうがいいだろうと目を閉じてもなかなかキスの感触はない。
「チャミヒョン?」
しびれを切らして片目を開けたら、真っ赤な顔をしている彼が「・・・こっちに来て」と冷蔵庫の陰に手を引く。
チャ「いい?」
改めて確認されると変な気持ちで・・・かと言って引き下がるわけにもいかず。
自然に顎を引き寄せられて、チャンミンのふっくらした唇に食べられるように重なるのを感じた。
「ん・・・」
徐々にしっとりとした感触になって、あんまり長いキスに息苦しさと軽い目眩が起きる。
経験がない私はじっとしてるだけで、チャンミンが離れてくれるのを待つばかり・・・
チャンミンってば、男の人でも平気とか?
それとも彼女役での練習台??
勝手に妄想が膨らんでいく・・・
182人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hatoko(プロフ) - たみさん» ありがとうございます!たみさんも風邪に気をつけて下さいね~。なかなか進まないお話たちですが、ブログの方でも別のお話をコッソリ書いてますので、お暇があれば覗いて見てください(笑) (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - 更新待ってました!寒くなってきたので風邪などにご注意下さいね。続きいつまでも待ってまーす (2013年11月25日 1時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - たみさん» こちらにもコメありがとうございます〜♪少し更新してからと思い、遅くなりました・・スイマセン^^;さぁ、再びユノとの接触です・・・(笑) (2013年10月24日 0時) (レス) id: 0f083704a5 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - あんにょん♪実はこちらの作品で、hatokoさんペンになりました(*^ω^*)こちらも楽しみにしてます。 (2013年10月16日 6時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - みえさん» コメありがとうございます!ちょっと多忙になったんですが、週末には更新したいと思います…(^-^)/ (2013年8月2日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:HATOKO | 作者ホームページ:http://popoya8105.blog56.fc2.com/
作成日時:2013年5月21日 23時