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魔法 ページ25

スーパーで買い物した大量の食材を持ち、やっと辿り着いたエレベーターの前でホッと息をついた。

「それにしても驚いたなぁ・・・」

いまだ冷めやらぬほっぺの熱が、見た目男子な私を恋する女の子に変えていた。
何気にエントランスにいる人達の視線が突き刺さっていると感じるのはきっと、思い出し笑いでニヤニヤしてる私を怪しんでるのかな?(笑)

気にすることないよね?
若い子が多いけど・・・今日は何か町内の集まりがあるのかも?

あまり深くは考えていなかった私。
思わずスキップしそうになるのを堪えて、コホン・・・と咳をしてエレベーターに乗り込む。
チャンミンのいる階を押し、再び群衆に目を向けると、「キャア♪」と言われる反応・・・(←※悪いイメージで受け止めた)

「え?」

キョロキョロと周りを見ても、エレベーターに乗るのは私だけ、だった。
キモい奴と思われたなら、軽くショックだ・・・

「あの・・・」

荷物を右手にかき集めて、左手を顔の高さまで上げた所で、

「キャぁ〜!」
「いやぁ〜、目が合った〜!」

ザワザワと私への反応が返ってくる。

「・・・・・・」

何がいけなかったんだろう・・・
変な笑い声が漏れていたかな・・・なんて反省してもあとの祭りで。


「・・・まぁ、いっか・・」

昔から深く考え込まない性格だから、愛想笑いのまま<閉>のボタンを連打して(笑)
さぁ!これから(勝手にジェジュンさんへ捧げる)スキヤキパーティーの準備をしなくては!






ピンポ〜ン・・・

目的地に着いてチャイムを押すと、インターフォンから『ちょっと待って〜♪』と明るい声がする。

『あのぉ〜、ドトラです』

答えれば、『どーぞー』とロックが解除された。


『いらっしゃい!』と声を掛ける主の方に視線を上げれば、腰にバスタオル1枚のジェジュンさん!!(※本物です)


「あ!うわ! どどど、どうして・・」

言葉にならず、指差しながら慌てる私に、

『あ、コレだめ? 着替えてくるからごめんね?』

キラッキラの笑顔で謝られて、今度はブンブンと顔を振った私・・・本当に子どもか!とツッコミたいくらい、何だかこの人に関しては幼くなってしまう自分がいる(笑)

きっともの凄いセクシーオーラのせいに違いないな!

でも本当に綺麗・・・吸い込まれそうなほど・・・


それは一瞬の出来事だった。


魔法にかかったようにボー然と突っ立つ私に、近づいた彼の唇が私のそれに重なった。

・・・チュッと甘い音色を残して。

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設定タグ:東方神起 , ユノ   
作品ジャンル:恋愛
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hatoko(プロフ) - たみさん» ありがとうございます!たみさんも風邪に気をつけて下さいね~。なかなか進まないお話たちですが、ブログの方でも別のお話をコッソリ書いてますので、お暇があれば覗いて見てください(笑) (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - 更新待ってました!寒くなってきたので風邪などにご注意下さいね。続きいつまでも待ってまーす (2013年11月25日 1時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - たみさん» こちらにもコメありがとうございます〜♪少し更新してからと思い、遅くなりました・・スイマセン^^;さぁ、再びユノとの接触です・・・(笑) (2013年10月24日 0時) (レス) id: 0f083704a5 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - あんにょん♪実はこちらの作品で、hatokoさんペンになりました(*^ω^*)こちらも楽しみにしてます。 (2013年10月16日 6時) (レス) id: 911808308f (このIDを非表示/違反報告)
hatoko(プロフ) - みえさん» コメありがとうございます!ちょっと多忙になったんですが、週末には更新したいと思います…(^-^)/ (2013年8月2日 23時) (レス) id: 7029483027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HATOKO | 作者ホームページ:http://popoya8105.blog56.fc2.com/  
作成日時:2013年5月21日 23時

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