チャンス ページ4
【不二裕太】
同じ２年の日吉と対戦して２-６で負けた
落ち込んでいるとAさんの声が聞こえた(同じところにいるのだから当然だけど)
『きゃぁ！』
Aさんの方を見ると審判台の近くで白くて綺麗な脚から真っ赤な血が出ていた
「おい 大丈夫か」
「どうしたんですか？」
「すぐに使用人を呼んで来い」
と、氷帝の跡部さん、鳳、宍戸さん、忍足さん、部長がすぐにAさんの近くに駆け寄った
俺は何もできず突っ立ってるだけ 今までだってそうじゃないか 初めて会ったときにアドレスでも交換すればよかったし、オーダーを聞きに来たときもそのあと一緒に行けばよかったし、数少ないチャンスを逃している
『皆、大丈夫だよ。大したケガじゃないし、1人で医務室まで行けるよ』
「1人で行けないだろ」
「なら、自分が_」
『ちょたくんは次、試合があるでしょ。私のせいで中断させたら悪いし』
「なら、俺が行ってやるよ」
「そうか、赤澤ならもう試合終わってるな」
赤澤さんが行く雰囲気になっていっていく。けど、これを逃すともうAさんと話せなくなるんじゃないかって思った
「俺が行きます！」
気づいたらそう言ってた。
「は？」
『裕太くん？』
「あっあのその…部長はこの後の試合で、指示を出さなきゃいけないので…だからその…俺がいいと思って…」
何言ってんだ、俺。
「フッ 心配いりませんよ裕太くん。赤澤がいなくてもこの観月はじめが＿」
「観月さんはだまっててください！」
『赤澤くん。裕太くんの話を聞いてたらそうかなって思ってきちゃったから…一緒に行ってくれるて言ってくれて嬉しいんだけど、赤澤くんは応援してて』
「ありがとう」と部長に言うとこっちに向いた。
『おねがいね、裕太くん』
頑張らなきゃ、きっとこれが最後のチャンスだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遊星(プロフ) - お久しぶりです。更新いかがですか？更新と次の話宜しくお願いします。 (2019年9月22日 8時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
四季ナツ(プロフ) - 羅李弥さん» ですが、壇くんオチもいいなっと思ったので、前作で立てたフラグ組と壇くんのオチを作品終了後の番外編でやりたいと思いました。そしてやります。 (2017年3月12日 17時) (レス) id: 9d978be8b3 (このIDを非表示/違反報告)
四季ナツ(プロフ) - 羅李弥さん» 羅李弥さん、返信遅れてすみません！楽しみにしていただいたので、今日更新します。アノ人ですが、残念ながら、壇くんではありません (2017年3月12日 17時) (レス) id: 9d978be8b3 (このIDを非表示/違反報告)
羅李弥(プロフ) - 続き楽しみにしてます(^^)後、太一君ですか？ (2016年9月21日 20時) (レス) id: 4fafff34ed (このIDを非表示/違反報告)
四季ナツ(プロフ) - ゆーたさん» ありがとうございます！更新頑張りますね (2016年7月20日 22時) (レス) id: 9d978be8b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：四季 ナツ | 作者ホームページ：・°☆.。.：*・°☆.。.：*
作成日時：2016年3月20日 16時
