魔法3 ページ5
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確かに、なんでハナはピンクなのに私は真っ赤なの？って疑問に思われるだろう
実際何度も聞かれたことがある
それには理由があるんだってね
母「ハナも知ってるでしょ？ここの家庭は代々伝わる魔法使いで。」
ハナ「当たり前〜」
その通りだ。
私の家はずっと"魔法使い"を受け継いでいる
"有名な家族"らしい。
なぜかって、聞かれると理由は１つ。
私のおばあちゃんのそのまたおばあちゃんのおばあちゃんの……辿っていくとどこが決定的なのか分からないが、とりあえず120年前いた私のおばあちゃん
その人は町だけじゃなくて全てひっくるめて1番の魔法使い、いや魔女だった
そのおばあちゃんは目の色が真っ赤。真っ赤というより少し黒みがかった赤。
とても、強かったらしい。
それでその血が薄れてくるのにつれて家族みんなは、濃い赤、赤、濃いピンク、ピンク、薄ピンク……と色が変わって来た
でも私は違う
母「Aはね、おばあちゃんの能力から全て薄れることなく直接受け継いでると思われるの。120年もの間があるけど何故なのかは分からないのね」
ハナ「そうなんだ」
母「おばあちゃんみたいにめっちゃ強力な訳では無いんだけどね。目の赤色だっておばあちゃんの黒みがかった赤とはちょっと薄みが出てるけど」
多少薄れてはいるけど、ほとんどの能力をそのまま受け継いでいるみたいな感じ
でも、もう片方は赤色じゃない。
ハナ「眼帯の理由は？」
『……これは…その、してない方は赤色だけどしてる方は紫で、色が違うのが嫌だからこうやってしとるのよ』
母「そうね……」
お母さんはまた、父が"座っていた"席を悲しそうに見る
お父さんが出てきてないと思ったかと思うけど、実はお父さんはもうこの世にはいない
勿論魔法使いなんやけどさ、戦いの途中で魔法に失敗して……
ほんとに惜しかったんよね
『そうだ、ハナ、ご飯食べたら魔法の練習しよう』
ハナ「えーめんどくさい…」
『強くなりたいんでしょ？』
ハナ「ぶー、分かったよー」
とっくにご飯を食べ終わった私は、部屋にある魔導書を出して読む
かつておばあちゃんが残した魔法などが記されてらしい
薬品の作り方とか、物理的なものを使った魔法のやり方とか
『こういうことか……ってあれこれって…』
とあるページに書かれていた話に目を疑う
これ、あれだ、ハナが言ってたゴースト海賊の…
こんなに昔から……
突飛すぎる
ーーーーーー
お気に入りありがとうございます〜
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赤坂 - 目の色が違うってかっこいいですね。（唐突）すごく面白いので無理しない程度に更新頑張って下さい!!! (2020年2月1日 10時) (
レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - おかえりなさい♪？？ 更新ありがとうございます？笑笑 無理のない程度にふぁいとですよ♪ (2018年5月26日 17時) (レス) id: b9f81f387d (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - 四葉ゆうさん» あーそうかもです。デッキって表示でいいですかね。その名前が思い出せなくてw (2018年3月31日 7時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
四葉ゆう(プロフ) - コメ失礼します。船の開けているところって多分甲板じゃないですかね？違ったらごめんなさい！上から目線失礼しました。更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 9b32a0a8f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - Mocaさん» 大丈夫ですか？！() ありがとうございますっ！ (2018年3月28日 19時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊木アミ | 作成日時：2018年3月13日 19時
