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私が……
ブンブンっと、頭を横に振る
『っ、ダメ…私は、他人を不幸にしちゃう……渉くんが一緒だったら余計…』
渉「……まーた、架空の自分と話してる」
『……えっ…』
分かるの?
私が
架空の自分と言い合ってる
正確に言えば、
自問自答してる
渉「不幸とか幸せとかさ…気にしすぎ」
『………』
グサグサと胸に矢が刺さる
渉「ま、いいや。とりあえずごちそうさまでした。美味しかったよ」
『……う、ん…ありがと…』
________
○
貴方になにができる?
『……』
ねぇ、何ができるのさ!
『…なに、も、できな、い…!』
でしょうね。そんなお前が将来行くなんて。
『……きっと、…幸せに、なれるもの』
幸せ幸せって、ウザったい。不幸だよ不幸
『………』
何もできないあんたに
幸せはこない
まだまだずっとずっと
かくれんぼしてるくせに。
まだやめない。
一体誰に見つけてほしいのさ?
『知らない、そんなの。言わない』
言えよ。お前ごときが、調子に乗るんじゃないよ。
『言わない言わないっ、言わない!』
言いなさいよ。まぁ、言わなくても分かるけど
だって、私は、
架空のあなたなんだから。
________°
『んっ、はぁ』
渉「あ、起きた?」
目を覚ますと目の前には渉くんの顔があった。
びっくりして起き上がる。
『あ、あれ?私、晩御飯食べてて…』
渉「食べ終わった後、急に寝出したんだよ。」
『そうなんだ…って、わわわわ渉くんの膝の上!?』
渉「あ、嫌だった、かな?」
嫌じゃなくて!!!
びっくりした!!
男子の膝の上で寝るとか私、恥ずかしすぎる…
『ううん!!嫌じゃない!!う、うん!』
渉「なら良かったwいちいち反応が可愛い、ほんと」
『はぇ?かわ、いい?』
渉「あ、w」
な、なに!
最近渉くん変!
『さ、最近渉くん変じゃない…?可愛い、とか言うし…』
渉「えっ……それ、は…えと、あの、理由があって……//き、気にしないでっ!」
渉くんは顔を赤くして言った。
焦ってる…
『とりあえず!渉くんは帰らなくていいの?』
渉「一人暮らしだし、大丈夫だけど。泊まってほしい?w」
『いいいや!あの!まっ、ちが、ちょ、そういうんじゃなく、て…//』
渉「ん?なーんて?」
Sだ!渉くん今ドSだ!怖い!←
『どっちでもいい、よ…』
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柊木アミ(プロフ) - Rainさん» あぁ!調べたら分かりました!あれですねw (2017年12月28日 16時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - 柊木アミさん» あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないですww (2017年12月28日 14時) (レス) id: d5479b27aa (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - Rainさん» えっ、どの花ですか?← (2017年12月28日 9時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - 13話、あの花を思い出しましたw (2017年12月27日 23時) (レス) id: d5479b27aa (このIDを非表示/違反報告)
柊⇒うらたんLoveすぎる人間#(プロフ) - うさ。さん» ありがとうございます! (2017年12月24日 13時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊#アミ | 作成日時:2017年8月11日 17時