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『シウォナがSuperjuniorだったなんて…』
『酷いなぁ、Aは。』
『何で!?』
『俺、何回もAにSuperjuniorってアイドルグループで活動してるっていってたのに。』
大げさに眉を下げるシウォナに、慌てる。
『うそっ!?本当に!?』
『はぁ……全く。Aは興味無いことは本当に聞き流すんだから。』
『…………ごめんなさい。』
確かに失礼にも程がある気がして、グラスを置いて頭を下げる。
『あぁ!!別に怒ってるわけじゃないんだ!!ほら頭あげて。じゃないと、後で俺何言われるかわかんない!!!!』
最後の方はちょっと意味がわからなかったけど、とりあえず怒ってないみたいで良かった。
ホッと息を付けば、シウォナはチラチラと違うところに視線を投げていて。
不思議に思って、その視線を追えばイトゥクさんとヒョクチェさんとドンへさんが一塊になって向き合うように床に座り込んでいる。
…………体育座りで。
えっと……あの一角には触れない方が良いのかな?
ってシウォナを見れば、困ったように笑うだけで……
と。
『ヒャヒャヒャヒャっ〜』
『あーははははは!!ウケるぅ〜。』
って悪魔のような笑い声が響いて。
見ればうちの姉とヒチョルさんがお腹を抱えながら、体育座りトリオを指さして笑ってた………
なんだろう…
あの二人が一緒にいると悪寒しか走らないんだけど。
ていうか姉さん、ドンヘさんのファンじゃ無かったの?
その指さしてる中にドンヘさんがいるんだけど…。
まぁ、いいか←
『それで、フェン…』
『いいぞ、卯月!!気に入った!!お前韓国住め!!』
シウォナにフェンリンの事を…と思った言葉はヒチョルさんのとんでも発言でぶち切られる。
はぁ!!!?
今なんて…!?
ほらほらほらほら。
だから悪寒が走ったのか………
だって。
『あー、それいいかも!!』
ね。
乗っかちゃうのよ、うちのお姉さまは(泣)
『ちょっと、姉さん!!』
思わず叫べば皆の視線が私に集まって、しまったと舌打ちしたくなる。
『A!!お前も住め!!』
そういったのはヒチョルさんで。
その言葉に、なぜか体育座りトリオが勢いよく立ち上がって……というかほぼジャンプして、ヒチョルさんの元へ駆け寄る。
やばい…これはやばい。
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alexandrite_bbc(プロフ) - HARUさんはじめまして^^全作品読ませていただきました!占ツクからはもう離れてしまったのでしょうか、、、いつかまた更新されることを楽しみに待っております^^ (2019年12月5日 0時) (レス) id: 1875bc1f3a (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - とてもドキドキしながら読ませて頂いてます(//∇//)続きも楽しみにしています!! (2019年11月2日 5時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - 姫稀さん» ありがとうございます!!ずっと更新できていないんですが、こうやってコメントを頂けると頑張ろうって思えます!! (2018年9月19日 19時) (レス) id: 7152b2ed7f (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - とても素敵な話で、読みながらドキドキしてしまいました。こんなシチュエーション最高 ヒロインちゃんとドンへがどうなるのか、めっちゃ気になります!!続きがとっても楽しみです♪ (2018年9月19日 9時) (携帯から) (レス) id: 674af9cd90 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます。そうなんです。まさかのお馬さん出てきました(笑)ヒョクのたまに『どうした!?』って言いたくなるところも可愛いですよねwww更新、頑張りますね!! (2015年6月22日 23時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HARU | 作成日時:2015年6月15日 12時