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白いシーツの上を同じように白い腕が滑りギュッと握る。
力の込められた手がシーツを離すことはなく、高みへと登りつめる……予定だったのに。
その日。
初めて白い手は別の手に掬い取られ、頭上に縫い止められてしまった。
「ぁ……やぁ…」
自分を見下ろす男の目が開いてることに気がついて、快感に流されながらも嫌だと首を振る。
「ド…ンヘっ……ゃだぁ…」
男の名を呼んでも、手は離されず目も閉じはしない事に絶望を感じながら、最後の瞬間を待たねばならない事に涙が溢れた……
そう。
男ーーードンヘはいつも目を閉じ………違う女の名を呼びながらはてるのだ……
それに耐えてきたのに。
違う女の名を目を開いたままのドンヘに言われなくてはいけないなんて………。
それだけで、狂ってしまいそうだった。
いや……
こんな関係を続けてる時点でとっくに狂ってるのかもしれないーーー
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alexandrite_bbc(プロフ) - HARUさんはじめまして^^全作品読ませていただきました!占ツクからはもう離れてしまったのでしょうか、、、いつかまた更新されることを楽しみに待っております^^ (2019年12月5日 0時) (レス) id: 1875bc1f3a (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - とてもドキドキしながら読ませて頂いてます(//∇//)続きも楽しみにしています!! (2019年11月2日 5時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - 姫稀さん» ありがとうございます!!ずっと更新できていないんですが、こうやってコメントを頂けると頑張ろうって思えます!! (2018年9月19日 19時) (レス) id: 7152b2ed7f (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - とても素敵な話で、読みながらドキドキしてしまいました。こんなシチュエーション最高 ヒロインちゃんとドンへがどうなるのか、めっちゃ気になります!!続きがとっても楽しみです♪ (2018年9月19日 9時) (携帯から) (レス) id: 674af9cd90 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます。そうなんです。まさかのお馬さん出てきました(笑)ヒョクのたまに『どうした!?』って言いたくなるところも可愛いですよねwww更新、頑張りますね!! (2015年6月22日 23時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HARU | 作成日時:2015年6月15日 12時