2-EH- ページ3
と、まぁここまでは良しとして。
問題はその後のA。
と言うか、Aの顔と綺麗な綺麗な…足。
メガネを外したとこを見たことあるとはいえ、前回は泣いて目は真っ赤だったしメイクもほぼ取れてた状態で…
今日はナチュラルだけどメイクがきちんとされてるし、真っ赤になってない目はキラキラと輝いていて。
それに。
それに、いつもは真っ黒なパンツスーツに隠されてるAの整ったスタイル。
その……細いのに出てるところは出てて、抱きしめたときの感触はかなりヤバイし。
スカートからスラリと伸びる脚は本当に綺麗で。動く度に揺れるそれから時折覗く膝に視線は吸い寄せられる。
気が付けば、メンバーみんなガン見で。
ドンヘと同時に
｢｢ヤー、A!!スカートとコンタクト禁止!!｣｣
って叫んでしまっていて。
｢2週間ぶりに会えるから、頑張ってみたんですけど…やっぱり私なんかに似合わないですよね……｣
悪い方へと勘違いしたAに目に涙を溜めて言われれば、違うんだよ!!めちゃくちゃ可愛いよ!!ってドンへと2人で必死に誤解を解くはめになったし。
泣きそうなAは妙に色っぽくて、言葉だけじゃなくて行動でも誤解を解きたくなるほどで。
そうやって、振り回されてばかりなのに。
ちょっとメイクで傍を離れれば、いつの間にかメンバーやスタッフやなぜか俺らの楽屋にいる共演者の男共がAの周りに群がるように囲んでいて。
あんな公衆の面前で分かりやすくAを抱きしめたのに、俺なんて完全無視の男達。
Aは完全にパニック状態で。
呆然とする俺の横をドンヘがスっと通り過ぎて
｢A!!｣
って呼べば、安心しきった嬉しそうな顔でドンヘへと走って来てギュっとドンヘのシャツを握る。
何それ……。
何でドンヘ??
彼氏の俺がここにいるのに。
ドンヘもドンヘで、Aの腰を引き寄せて周りの男共を威嚇する。
舌打ちしながら散っていく奴らの中から現れたキュヒョンが
｢あーぁ。ナイトが戻ってきちゃいましたね。｣
なんて言いながら、俺の肩をポンと叩いていく。
いや。
｢だから、俺が彼氏なんですけど…｣
俺も大声で宣言するように言えばいい事なのに。なぜか信じられないくらい小さい声で。
盛大なため息をついて、楽屋を出た。
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HARU(プロフ) - 姫稀さん» こちらにもコメントありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです!!お話をかく励みになります♪ (2019年4月19日 13時) (
レス) id: 7152b2ed7f (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - 此方でも改めまして。ホントに素敵なお話にドキドキです。ウネの二人とヒロインとの絶妙なやり取りがホントに大好きです。私も是非続編読みたいです。 (2019年4月18日 9時) (レス) id: 4780cea7c1 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - 花さん» こちらにもありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ続編を書いたらまたヒョクチェさんがなにかやらかしそうな気がします(笑) (2015年6月19日 16時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 度々すみません。このお話大好きです!!私も続編が見たい…(笑) (2015年6月19日 14時) (レス) id: 473f378ffe (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - しのさん» はじめまして(*´∇｀*)もっと読みたいなんて言ってもらえてすごく嬉しいです(//∇//)ヒョクとドンヘと私の関係がお気に入りなので、また書きたいなぁとは思うのですが何分タンコマなので(^◇^;)また、お目にかかれればと思います。 (2015年6月13日 17時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年6月8日 16時
