僕だけの特権(KH) ページ18
いつどうやったのか…。
実は僕の好みにどストライクだったスタイリストのAさんを射止めたのはウニョギヒョンで。
どちらかと言えば、ナイトなドンヘヒョンのほうがまだ納得できるのに…。
なんて事を思いつつ、色気ダダ漏れでAさんをかまい倒すウニョギヒョンをジーっと見る。
……これは、からかいがいがありそう(笑)
｢別に良いけど、Aに迷惑かけるなよ。｣
口に出してないはずなのに、そう言って僕に釘を刺すドンヘヒョン。
いつもアホの子と呼ばれるヒョンだけど、ことAさんの事になると本当に別人で。
Aさんが『ドンヘヒョンのお姫様』って結構広まってるのは、こうやってヒョンがAさんをナイトのごとく守ってるから。
ーーーヒョンに恋愛感情は無いんでしょうか?
そんな事を考えなくもないけど、ヒョンがウニョギヒョンとAさんを見る目がすごく嬉しそうで。
ありえないな。
って結論。
まぁ、実はドンヘヒョンよりウニョギヒョンのほうがからかいやすいから僕は良いんだけど。
ドンヘヒョンはあの漫画から出てきた王子様みたいな顔が邪魔して、からかうのも一苦労で。
その点、ウニョギヒョンは実にいい←
からかったぶんだけ最高のリアクションが返ってくるし。
そんな事を考えてたら、ウニョギヒョンがメイクさんに呼ばれてAさんのそばを、それはそれは名残惜しそうに離れる。
しかもドンヘヒョンも一緒にだ!!
もちろん、こんな好機は逃さない!と立ち上がれば。
あちこちからワラワラと集まってくる男達……。
いや、貴方なんでいるんですか!?っていう男性共演者までいて。
この楽屋にたどり着くまでにどれだけ男を引き寄せてきたのか…
ウニョギヒョン…これから大変そうですね。
って、少しだけ同情するけど……ちゃっかりAさんのそばを陣取る。
近くで見るAさんは、やっぱり超美人で。
けど、男に囲まれすぎて完全にパニック状態。
これ、ヤバイかも……って思った途端
｢A!!｣
ってナイトの登場。
Aさんもホッとしたようにドンヘヒョンのもとへかけていく。
おぉ!!
これこそまさに『ナイトとお姫様』っていう最高のビジュアル。
その少し後ろで、ウニョギヒョンが呆然としていて僕の中の虫が騒ぐ。
｢あーぁ。ナイトが戻ってきちゃいましたね。｣
って言いながら、ウニョギヒョンの肩をポンと叩く。
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HARU(プロフ) - 姫稀さん» こちらにもコメントありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです!!お話をかく励みになります♪ (2019年4月19日 13時) (
レス) id: 7152b2ed7f (このIDを非表示/違反報告)
姫稀(プロフ) - 此方でも改めまして。ホントに素敵なお話にドキドキです。ウネの二人とヒロインとの絶妙なやり取りがホントに大好きです。私も是非続編読みたいです。 (2019年4月18日 9時) (レス) id: 4780cea7c1 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - 花さん» こちらにもありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ続編を書いたらまたヒョクチェさんがなにかやらかしそうな気がします(笑) (2015年6月19日 16時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 度々すみません。このお話大好きです!!私も続編が見たい…(笑) (2015年6月19日 14時) (レス) id: 473f378ffe (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - しのさん» はじめまして(*´∇｀*)もっと読みたいなんて言ってもらえてすごく嬉しいです(//∇//)ヒョクとドンヘと私の関係がお気に入りなので、また書きたいなぁとは思うのですが何分タンコマなので(^◇^;)また、お目にかかれればと思います。 (2015年6月13日 17時) (レス) id: f9eb079c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年6月8日 16時
