黄色い髪のキミ。其の壱【鬼滅の刃】

参拾捌 ページ42

夜。


いつも通り、四人でそれぞれのベッドに入って寝てた。


「………ちゃん…Aちゃん、Aちゃん」ｺｿｺｿ
『…んぁっ！？』
善「…やっと起きた…」ﾆｺｯ
『っ///』


なんだろう…

月明かりに照らされた善逸くんが、すごくかっこよくて。

窓から漏れる光で少し透けている髪の毛

吸い込まれそうな綺麗な瞳

少しふにゃっとした笑顔


ホント、なんなんだろう



私、やっぱり善逸くんが好きなんだなぁ…………



善「…Aちゃん？顔赤いよ？」
『やっ………！別に、大丈夫！！ヘーキヘーキ！
というか、どうしたの？こんな時間に………』

今は深夜12:00前。

善「あ…えっと……一緒に散歩行きたいな…って…………二人だけで……///」
『///……い、いいけど………しのぶさんに許可は…？』
善「ん〜？とったよ！
じゃ、行こっ！」ﾆｺｯ

そう言って、善逸くんは自然と私の手を握って走り出した。

ヤバい、すっげー心臓が煩い。




善「俺が連れてきたかったとこはここだよ！」
『わぁ…………』

そこはお花が沢山咲いているところだった。

善「ふふ…ちょっと待っててね！」

そう言って善逸くんは花を摘み始めた。


ここ、すごく綺麗…


私が花にみとれていると、

善「はい！花の冠！」
『可愛い…』

そして、私の頭に花の冠をふわりとのせた。

善「…すっごく可愛い…………////」
『ふぇっ！？///にゃに言ってるんでふかっ///』
善「ふふ、噛んでるのかわいー」
『//////』


恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい！！！

好き！



突然、善逸くんの雰囲気が変わった…気がする。



そして、驚くべきことを呟いたのだ。









善「月が綺麗ですね…」

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ラッキーキャラ！！！！(たまに鬼)

蜜璃

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