絶望の始まり：(15) ページ17
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「は、犯人って…
やめてよ、そんな事言うのっ…！
僕が犯人だって証拠でもあるのっ…！？」
Aが放つ悍ましい風情に気圧され、
半ば叫ぶように異を唱えるルイに、
彼女はこれまた面白おかしくニッコリ笑って答える。
「いやいや、ただのジョークだよ。
真に受けないでくれ給え」
「ッ…」
嫌悪の籠った目でAを睨むルイ。
(この人っ…絶対に僕を弄んでる…ッ！！)
「まぁでも、キミと美影 ツバサは友人でもあり部員仲間だ。
栗山 オモタ同様、犯人候補であることに変わりはないけどね」
「それはっ…そうだけど僕はッ＿＿＿」
「“やってない”。
その
そろそろ耳にタコができそうだ」
「ッーー！？」
苛立ちが募るも、ルイはその怒りを拳を握って胸中に鎮めた。
そんな彼の横を素通りしてAは一通り部室内に目を通し始める。
数分して、満足したのか彼女はスタスタと出入りの扉に向かった。
「キミはっ…」
静かに、けれど内に怒りを込めて呼び止めたルイに
Aはドアノブに手を掛けたまま視線を向ける。
「キミは一体何がしたかったの…？」
怒りに震えるその言葉にAは
口に不気味な弧を描いて返した。
「決まってるだろう？
犯人候補である、キミの
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蓮花 - 夢主タイプです！更新頑張ってください！ (2020年12月17日 7時) (
レス) id: ed23f405ff (このIDを非表示/違反報告)
焦げマシュ(プロフ) - 夢主の設定めっちゃ好きです！！これからも無理せず更新頑張ってくださいね！応援してます (2020年5月23日 23時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽空 | 作成日時：2019年10月21日 17時
