いる、いらない3 ページ17
ASIDE
あれからさらに数日後。
また来るとか言っておきながら、来てないっていうね。まぁそれはそれでいいけど。
何か買い出し頼まれたから外に出てるけどさ…
寒くない?!早く帰りたい…
すると誰かに腕を引っ張られ、建物の間の路地裏に連れて行かれた。
女)あんた、あの人の家に居たガキでしょ。
A)え〜っと…あぁ、思い出した。あの女の人
か。屋敷に来ないで直接人にあたるんだ。
女)そんな事はどうだって良い。あんたが居る
からあの人は私の所に来てくれないのよ。
A)好きな人の名前も知らない人に言われた
くないな。
女の人は私が言った言葉に言い返せないのか、少し黙ってしまったがしばらくして口を開いた。
女)ガキがうるさいんだよっ!!
A)っ?!
女)まぁ狭いし避けられないとは思ってたけど
ここまで上手くいくとは…
女は後ろに隠していた短い鉄パイプでAの頭めがけて振り下ろした。Aはとっさに避け頭は逃れたものの、衝撃で倒れてしまった。
女)まぁ、のたれ死ねばいいと思うよ〜
じゃあね〜
A)っ…まず、いな…れ、んらく、しないと…
福)自由〜!!電話来てんぞ〜!
入)ホントだ。ありがとうございます!
もしも〜し、あ、杉田さん。どうも〜
はい!はい……え?!マジですか…?
櫻)何かあったのか?
神)なんだろね。
入野は用が終わったのか電話を切っていた
入)大変です…Aが倒れたって…誰かに殴られ
て、路地裏で見つかったって。
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作者名:weihana | 作成日時:2020年12月12日 18時