いる、いらない ページ15
小野SIDE
今日は天気も良いし、冬の割に寒くないしとってもいい日だな〜
あ、そうだ、水やりしといてって言われてたんだった
小野は庭に出るために門を開けようとすると、タイミング良く神谷が勢いよく開けてきた
小)ちょ、そんな勢い良く開けなくても…
何かあったんですか?
神)まぁ、色々と…
櫻)その色々っていうの話せる?
さっきの音で皆がここに集まってきていた
みんな不思議そうに頭にはてなを浮かべている
神)何か最近僕のあとをつけてる子がいるっぽ
くて、なんとなく気づいてはいたんだけど
屋敷がバレるとまずいと思って巻いてき
た。
福)だから疲れてんすね。
入)ここがバレてないといいけど。
いつもならすぐ口出しをしてきそうなお嬢は珍しく黙り込んで、何かを考えているような素振りをしていた。
それを不思議に思った潤が口を開いた。
福)あれ、今日はめずらしく静かだな〜
A)あ、いや、別に…
櫻)何か考え事?
A)その…つけてる人…?私見たことある気が
する。
入)え?!どこで?!
A)ちょっと前に一人ででかけたことあった
じゃん。それで屋敷の前に着いたら、庭の
方を見てる女の人が居てさ。何か用です
か?って聞いたらどっか行っちゃったか
ら、別に良いかと思って。
小)絶対その人じゃないですか!
神)本当勘弁して欲しい…
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作者名:weihana | 作成日時:2020年12月12日 18時