トラウマ3 ページ12
神谷SIDE
それから1年後。同じ委員会に入っている小野くんと仲良くなり、一緒に帰ることが多くなった。
そして、あの男もあまり関わることが無くなり僕も少し油断をしていた。
ある日の放課後、事は起きた。
神)(うわ…頭痛くなってきた…まぁ、これ終わ
れば帰れるけど…しょうがない、保健室行く
か)あの、頭痛いので保健室行ってもいい
ですか。
先生)あぁ、良いぞ。
神)失礼します。頭痛いので少し寝かせて…
って…あの、保健の先生は…?
そこにいたのはあの男だった。最近見かけていなかったので、少し驚いた。
男)保健の先生なら今日は休み。代わりに俺。
ベッドなら空いてるから良いぞ。
神)どうも…
その後、僕は少し男の存在が気になり寝ようとしなかったが、流石に頭痛が酷くなってきたので目をつむってしまった。
数十分後
神)っ…
起き上がり時計を見ようとすると、ベッドの上にあの男がのっていた。
神)あの、先生。どいてくだ、
どいてくださいと言おうとすると、男は僕を押し倒した。
男)この保健室はもう生徒は来ない。という事
は…どういうことがわかるね?1度神谷とは
こういう事をしてみたかったんだよ。
神)ひっ…
小)先生っ、強引なのは嫌われますよ〜
神)小野くんっ
小)いくら来ないって言っても、こう言う生徒
は来ますよ。で、今この状況写真撮ったん
すけど、どうしましょうか。
男)っ、わかった、もうしない。
小)じゃあもう近づかないでください。
そう言って男は早足で保健室を出ていった。すると小野くんは僕の方へ近づいてきた。
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作者名:weihana | 作成日時:2020年12月12日 18時