繋がった存在2 ページ17
男)死んだ?あぁ、確かに俺は死にそうになった。
でも俺は最後の力を振り絞って助けを求め
た。そのかいあって、俺は手術を施し生き延
びることができたんだ。
櫻)ふ〜ん。親はきれいに片付けたって聞いた
んだけどな。
そっか、櫻井さんはここに入る前に親を殺そうとしてたんだっけ…にしてもなんで今更親を名乗ってきたんだろう…
男)こんな所出て、俺とやり直そう?学校だっ
て行けるよ?好きなものだって買ってあげ
る。平穏な暮らしをしよう?
福)偽物野郎にAを渡すかよ。
男)はぁ…本当に面倒くさいね。こう見えても友
人関係は上手くいってるんだ。邪魔者は消
えてもらわないとね。
そう言うと数人の男たちは小型ナイフなどをむけてこっちに向かってきた。どっかの小さいヤクザとかだろう。
男)さて、邪魔者はとりあえず消えたね。
意見が聞きたい。Aはどうしたい?
A)私は…ここの生活が大好きです。みんな優
しくて、面白くてこんな私でも受け入れて
くれる。私はこのメンバーは家族より大事
です。だから親かどうかもわからない人に
ついて行きたくありません。すみません。
Aは頭を少し下げてそう言った。男はそれを見て優しい声で言った
男)わかった、…頭を上げて?
Aは言葉通り、頭を上げて男を見た
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:weihana | 作成日時:2021年5月4日 11時