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翌朝__
『うわっ、アンタこの煮物固いわ…』
広臣「まずい〜。」
健二郎「え、そうか?
すまんな。」
『はいー、もうこの料理で1日動けないー。』
健二郎「えー、なんでやー。」
『ムリムリー動けないー。
臣、送ってて〜』
健二郎「せやから、臣。
今日もパパと幼稚園や。」
広臣「え〜。
またパパかよ〜。
ママ〜。」
『しょうがないでしょー。
パパが、朝から固い煮物食わせるからよ〜。
ママに文句じゃなくて、パパに言ってえ〜。』
広臣「パァパ!」
健二郎「んー、もう。
後でコマ買ってやるから。」
広臣「もうコマいらない〜。」
今日も朝からこんな調子の山下家。
健二郎「んじゃ、行ってくる。」
家を出て少しすれば早速…。
女「キャー!
泥棒、泥棒よ!」
健二郎「っ!」
朝から大忙しな健二郎。
こういう時はどうすればいいのかと言うと。
健二郎「臣、ちょっと忘れ物したからここで待てるか?」
広臣「馬鹿にしないで」
健二郎「いい子。」
と、ダッシュで着替える。
そして、犯人らしき人物を瓦屋根から追いかける。
シュッ__(手裏剣を投げる)
見事に盗まれた物に命中。
風呂敷が破れたけど…いっか。
健二郎「奥さん、風呂敷破れたけど取り返して来ました。」
とは、言えないので・・・。
上からその奥さんに投げて颯爽と逃げて、着替える。
そして、臣の元へ。
広臣「おっそいなあ。」
健二郎「すまんすまん。トイレも行っててな。」
広臣「遅れたからパパのせいだからね。」
健二郎「大丈夫やて!」
これが、彼の日常生活。
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作者名:じろちゃん | 作成日時:2017年3月21日 19時