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3話　アリスside ページ7

後日も、人目を盗んでは遊び、人目を盗んでは遊びを繰り返していた。


そして、お決まりの場所で遊ぼうと、裏庭へ行くと、




「……セア！？」


「アリス先生！？」


しまった！今は学生も休憩を取っているんじゃった！


そう後悔してると、笑い声が聞こえた。顔を上げると、



「ﾌﾟﾌｯ……何ですか、その格好はw」


「しっ仕方がないじゃろう！アレルギーなんじゃから！！」



我はセアが笑うことに笑いそうなんだが。


だって相手は、何考えてるか分かんない、生徒会長じゃよ！？


無口&無愛想ランキング堂々の一位が、今目の前で豪快に笑ってる姿は、まさに意外。


そして、もうひとつ気になったことが。




「……あんたのその猫」


「あっ、そうなんです。ここで遊ぼうかなと思って」


何だ、我と同じ思考か。なら、一緒に





「遊ぶか？このチェシャと」


「いいですね。このトアと遊びますか」


全身真っ白の装備を着た奴と、無愛想な会長が、ﾆﾋﾋ…と笑う姿が一時人気になった。

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