『カンヒュ』少女と国の結末は？

過去と人間不信 ページ12

私は、刃物で腹を切られて
重りをつけられて
そのまま、穴に落ちた

ガソリンを撒かれ、マッチで火を放った
熱かったでも、もう壊れていた

そして、川の水が流れ出て、溺れそうになった
でも、村人達は、私を埋めた』

「「……………………。」」

『私は、悲しかったよ。』
髪が、黒く染まった

『だからね、私はね。ゴミを殺すことにしたの』

「はっ？」
『だから、私は貴方達を殺すの！』

槍を取り出す。
「母さん！！正気を取り戻して！！」
「麗華！やめろ！」

「あっあっ。やめて母さん！母さん！！」
ぽた、ぽた

「へっ？」
髪が青色掛かりに

『でもね、私は「 」に造られたから
みんなみんな、造られているんだよ』

私は、もう限界。

私は、罪と共に罰を受ける。
そうしたら、みんな、ハッピーでしょ？


ねぇ、みんなみんな私の心を殺して？
もう、終わらして？

もう、疲れたんだよ
もう、生きたくないんだよ
もう、知らなくていいんだよ
もう、私を求めるな

記憶も何もかも、消えちゃえ

嗚呼、嗚呼。ねぇ、歴史に生きる者達
私を殺して

限界だから

さいごは、どくをのみたいな
チャキ
「やめろぉぉぉ！！！！」

グサッ！！

サラサラ、チャラチャラ。
砂のように消えて、蝶に包まれて
花に囲まれて、消えていった。











『短き永き人知れず心知れずの神様』

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