陸拾弐 ページ22
「そうそう。それでな、」
「そんなことできるの?!?!どんな力してんだよ!!ヤバいでしょ!!」
「なんだ、お前強いのか!!!俺と勝負しろ!!!」
「おい猪頭ちょっと静かにしてろよ!!今ものすごく大事なこと話してるから!!」
「うるせぇ紋逸!!!」
「ちょっと落ち着かないか、Aが話せなくて困ってるだろ!」
ギャアギャアとうるさい2人に、炭治郎は2人の首根っこを掴んで叱咤した。
2人はようやく落ち着いて、僕の話を待ってくれている。
「あー、それで、なんかお館様はそれを知ってたみたいで…日輪刀があればさらに強くなれるだろうって、だからそのさっき言った模擬戦闘をしてな」
「相手は誰だったんだ?」
「さあ、知らないけど…乙の隊員ってお館様は言ってたぞ。それって強いのか?」
「強いも何も、柱を抜いて上から2番目の階級だぞそれ…まさか、勝ったのか」
「あ、あぁ」
「勝っちゃったの?!乙の隊員に勝っちゃったの?!強すぎない?!何それ、どういうこと?!」
「勝っちゃダメだったか!!」
「いやそんなことは無いぞ!」
「おいお前!!勝負しろ!!!」
「だから僕そんな弱いって」
「弱いわけないよねぇ?!?!乙だよ?!もうA俺を守って!!一生俺の傍から離れないでェェ!!!!」
「でもなんか…僕心が壊れてる、らしくて?鬼殺隊には入れられないんだけど、仮鬼殺隊にならいれますよー、みたいな」
「へぇ、そんなことが…ていうか心が壊れてるなんて失礼じゃないか、Aは壊れてなんかいないのに。」
「まぁその辺は何とも…でも、仮鬼殺隊のことに関しては炭治郎達も他人事じゃないぞ?」
「どういうことだ?」
すると、すうっと炭治郎達の鎹鴉と善逸の雀が窓から入ってきた。
「伝令!!伝令!!竈門炭治郎、嘴平伊之助、我妻善逸ノ3名ヲ、林Aノ監視役トスル!!林Aノ監視役トスル!!」
「か、監視役?!」
「そうそれ、なんか僕が己を顧みずに戦うことのないように、っていう制御役、みたいな…あ、でも心配しないでほしい!!任務は皆と行くし、あーでも常に合同任務になるわけだけだが」
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ぴえんはけつの穴 - 嘘だろなんでハートついてないんだ…!こんな神作つけないほうがおかしい…設定も文もキャラの関係性も何もかもが面白いです…!! (10月30日 15時) (レス) @page25 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 黒豆粉さん» コメントありがとうございます!素敵な作品と言っていただけて、本当に嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 8446f3cd09 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - とっても素敵な作品!!!!すっごく好きです!!とっても面白くて続きが気になります!!!更新頑張ってくださいね!!!待ってます!!! (2019年11月18日 18時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 雷斗さん» 大変失礼しました、すぐに直します!教えて下さりありがとうございます!! (2019年11月10日 12時) (レス) id: 8446f3cd09 (このIDを非表示/違反報告)
雷斗(プロフ) - 度々すみません、!柒拾参の6行目ですが、1時間時間になってます、! (2019年11月10日 11時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハナ | 作成日時:2019年9月25日 23時