45話 ページ45
『行きますっ！！』ﾊﾞｼｯ
加州「おっと、！」
ﾊﾞｼｯ ﾊﾞｼｯﾊﾞｼｯ
昼過ぎ、稽古場にてAと加州が稽古をしていた。
もちろん使うのは木剣。
極の加州に対し、Aの強さはさほど劣らなかった。それはきっと日々の努力の成果であろう。
攻撃をしては防がれ、相手の攻撃を防いではまた剣を振りかざす。
10分くらい経ち、勝者は加州。肩で息をするAと汗を少しだけかいている加州。
加州は疲れて座り込んだAにそっと手を差し伸べた。
加「主、また強くなったね。」
『ﾊﾟｧｰ!本当ですか？嬉しいです！！』
差し伸べられた手を握り、立ち上がった。
少し休憩をしようとのことで、2人は縁側に出て座った。
縁側には先程堀川が気を遣ってくれて、冷たい麦茶が用意されていた。
ｺﾞｸｺﾞｸとお茶を飲み、一息をつく2人。
特に話題はなく、ただただ青い空を眺める。だが、気まずいという訳ではなかった。
お互い一緒にいることで、どこか安心感を感じている。まあ、それも無意識にだが。
加「ねえ、主。」
『ん？？』
突然真剣な顔を向けてくる加州に、Aは不思議そうに見つめ返した。
加「主が強くなりたいのは、瑠衣を守るためだよね？
でも今の瑠衣は結構強いし、昔みたいに泣き虫でもなくなってきた。
もう、休んでもいいんじゃない？？」
思わぬ言葉にAは思わず目を見開いた。
だが、すぐに加州に返す言葉を探した。
『んー…確かに今の瑠衣はもう私に守られなくてもやっていけそうですね。むしろ私が守られている側になっちゃってます』(苦笑)
前の演練で男に襲われそうになった時のことを思い出した。
『稽古を続けているのは守るため、あとは趣味だからというのもありますが…。
守るべき弟が1人前になった今、残っているのは自分だけですね。』
加「自分？？」
『はい、いつ何があるかわかりませんので、自分の身くらい守れるよう強くなりたいです！』ﾆｺｯ
今でも強くなるために稽古をしている。
今度は弟ではなく自分の身を守るため。
だが
加「…ダメ。」
『え、』
まさか加州にダメと言われるとは思わなくて、思わず目を丸くした。
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めい(プロフ) - 鈴桜さん» そんなことが出来るんですね！？初めて知りました…！あ、もちろんいいですよ！ボード？にお邪魔しますね！( ^ω^ ) (2020年7月24日 16時) (
レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 咲夢.*?さん» 愛しの咲夢さんーーー！！！！お互い様なのでお気になさらず← 最後まで読んでくれて本当にありがとうございます！！気に入ってくれて良かったです♪ 次も頑張りますー！(￣^￣)ゞ (2020年7月24日 16時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» 合作はひとつの小説を二人で書いてく事です。時間があるときでも良いので、自分のボードで話しませんか？ (2020年7月24日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
咲夢.*?(プロフ) - 愛しのめいさーーーーーーーん！！！あ、だれが、お前の愛しのやなんて言わないでください笑はい、ごめんなさい┏○ﾍﾟｺｯところで完結おめでとうございます！この番外編も面白かったですっ！次回作も期待してますっ！お疲れ様でした。 (2020年7月24日 6時) (レス) id: a5a2370069 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 最後まで読んでくれてありがとうございます！！鶴丸と三日月ですか、また挑戦してみますね！合作とは…？その、やった事なくて（苦笑） (2020年7月23日 23時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年7月13日 17時
