34話 ページ34
『清光…』
風呂敷に丁寧に包まれた清光の刀。そっと取り出して、優しく撫でた。
ーーーーー「審神者様、よく聞いてください。今までも何人か試したことはありましたが、全員刀が直る前に霊力を全て吸い取られ、生き残った人はいませんでした。
ゆっくりです。決して焦らず、少しずつ流してください。審神者様の霊力であれば、最後まで持ちこたえられるはずです。」
折れた刀剣を綺麗に元の形に並べた。欠片1つ欠かさず、丁寧に。
ーーー「最も安定するのは、刀身に直接口をつけることが1番でしょう！ですが、皆様の刃は鋭いですので、気をつけてくださいね。」
なんか、この刀が清光の本体って考えるとキスするみたいで少し恥ずかしいな…。
って何考えてるんだよ！///
『…よしっ、大丈夫、いける。』
ゆっくりと、刀の平地に顔を近づけた。
『…また、清光の大好きを聞きたいなあ…』ﾁｭｯ
ﾌﾞﾜｧｰｰ
ゆっくり…少しずつ霊力を流し込んだ。
自分の霊力が吸い取られていくのがわかる。手入れとは違って、勢いがすごい。
でもまだ大丈夫。焦らないで、ゆっくり、ゆっくり。
ほんの少しだけ目を開けると、清光の刀が少しずつ直っていく。
折れた所は少しずつ繋がっていき、ヒビが入った所も段々消えていった。
霊力が残り半分ちょっと。…多分大丈夫なはず。
『っ…』ﾌﾗｯ
目眩がした。お願い、あとちょっと頑張ってっ。
『…っ ｺﾎｯ』
今度は口元から血が少し流れてきた。
流石にやばい…でも、あと少しで直るんだっ。
ﾌﾜｯ
！？は、なびら……？
私は急いで刀身に目を向けた。すると、清光の刀は大量の花びらに包まれた。
眩い光は一瞬にして部屋全体を包み込んだ。そして…
『〜〜〜っ！！』ﾎﾟﾛｯ
加「…ただいま、主」
せ、いこうしたっ！！
『お、かえりなさい…っ！！！』ﾆｺｯ
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めい(プロフ) - 鈴桜さん» そんなことが出来るんですね！？初めて知りました…！あ、もちろんいいですよ！ボード？にお邪魔しますね！( ^ω^ ) (2020年7月24日 16時) (
レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 咲夢.*?さん» 愛しの咲夢さんーーー！！！！お互い様なのでお気になさらず← 最後まで読んでくれて本当にありがとうございます！！気に入ってくれて良かったです♪ 次も頑張りますー！(￣^￣)ゞ (2020年7月24日 16時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - めいさん» 合作はひとつの小説を二人で書いてく事です。時間があるときでも良いので、自分のボードで話しませんか？ (2020年7月24日 8時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
咲夢.*?(プロフ) - 愛しのめいさーーーーーーーん！！！あ、だれが、お前の愛しのやなんて言わないでください笑はい、ごめんなさい┏○ﾍﾟｺｯところで完結おめでとうございます！この番外編も面白かったですっ！次回作も期待してますっ！お疲れ様でした。 (2020年7月24日 6時) (レス) id: a5a2370069 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 最後まで読んでくれてありがとうございます！！鶴丸と三日月ですか、また挑戦してみますね！合作とは…？その、やった事なくて（苦笑） (2020年7月23日 23時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年7月13日 17時
