【QK】姫の日常 [完結]

浮気 裏ver. ページ28

川「……伊沢さん？」


伊「ん？」

川「汚い大人役、ありがとうございます」


伊「………まぁね、これで吹っ切れたよ」



川「それって、」



伊「俺もAちゃんのこと好きだった」




川「…………っ、」


伊「困らないでよ。諦めついた」



伊「本気で2人を引き裂こうなんて、そんな、ね」





川「伊沢さん」


伊「なに？」









川「本当に取らないですよね？Aの事」









伊「多分ね」




川「絶対って言われるより、いいかもしれないですね 現実味があって」



伊「そ？」


川「でも、僕が譲りません。
今回は僕の協力の元だったから っていうだけですから」




伊「2人の間に割って入れるほど俺はスターじゃ無いよ」



いつものように前髪をサッと掻き分けた。


現実味だなんて、嘘だ


長年一緒にいたから分かること。

彼は分かりやすい






Aを確かめたくてこんな事したなんて言えない




サイテーだな、俺。




でも、しゅん、と反省している彼女は可愛かった 俺だけを求める、真剣な眼差し









もう絶対に俺から離れないで







ーーーーーーーーーーーーーーーーー


完!!!!


要は、伊沢さん、まだ諦めてないって事です〜(っ'ω'c) (温度差)


多分前髪を掻き分けることに実際深い意味は無いと思いますが、

私は嘘をつく時の仕草だったらいいなって思いまして……(きっとそれも計算)
勝手にそう解釈した内容になっております

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