検索窓
今日:71 hit、昨日:441 hit、合計:40,143 hit

捌拾肆 ページ41

やられてばかりも癪だな




私の方が年上で、今は花魁




14歳と張り合っていいものか分からないけど







色気で負けたくないっ!!!!






『………無一郎』




「なに?」





私は回されてる腕に片手を置き、空いている手で無一郎の頬を撫でた

すると大きく目を見開く無一郎



『ふふっ、そんな驚かなくても。耳、赤くなってる』






自分でやっておいてあれだが、恥ずかしっ!!
無一郎の頬とか髪とか、柔らかいし!? 距離だって近いし!?



もう、正直やめたい、無理

でも、もう一押し






「……ッ!! そんなことないから。そういうAだって赤くなってるし」



そう言って私の手を掴み、頬を擦り寄せて来る






もう、やぁ…


こんな子に勝てないって



『恥ずかしっ、無理だって』





「僕にやり返そうだなんて、Aには無理だよ」


そう言って私の手を離す




急に手が冷たく感じた
無一郎の手、温かかったなぁ



って!! 何考えてるのっ!!!





私は自分のことでいっぱいで気付かなかった















「ほんと、心臓に悪い」





彼の顔も赤く染っていたことに






ーーー

宇隨「じゃあ、今日はもう遅いし帰るか!!」


煉獄「また来てくれ!!!!」



本当なら杏寿郎も帰るはずだったらしいんだけど


さっきの話し合いでこっちに住むが任務はすることになったらしい


おかしくない? 鬼と住んで鬼を斬る、って


まぁ、杏寿郎いればその場が明るくなるからいいや



すると無一郎が近づいてきた




『今日は楽しかった。ありがとう』


「僕も楽しかったよ。A、次僕が来たら……」




そう言って私の耳元に口を寄せる



「いろいろと、お相手してよ?」




そう言って小悪魔のような笑みを浮かべた




『……ッ〜///!!! ……しないからっ! 絶対っ!』



「嫌、って顔はしてないけどね」




ムカつくぅ〜…っ!!!!





「じゃあ、またね。他の男と一夜過ごしちゃダメだよ」



しないわっ!!!!



胡蝶「お世話になりました。また、よろしくお願いしますね」


甘露寺「次にAちゃんと遊べるのを楽しみにしてるわ!!」


伊黒「ふん、また来てやってもいい」


宇髄「それじゃあな! またすぐ来るから待っとけよ!!」


煉獄「うむ!! 達者でな!!」








そうして長い夜が終わった

捌拾伍→←捌拾参



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nami☆ - 宇髄さん…時透くんをけしかけてくれちゃったのね😅 (2月27日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 良かったですよねぇ……何度観ても泣けます( > <。) (2月25日 0時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» 私も…遊郭編みてますよ…🤗😀😀 (2月24日 23時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - Nami☆さん» 怒ったら時透くん暴走して見境なく斬りそうなところを他の柱の人達が止めるところまで妄想がっ(笑)ヤキモチ……いいですよねぇ(遠い目) (2月24日 20時) (レス) @page38 id: 01aea762fb (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - 時透くん、ちょっとヤキモチ…?でも煉獄さんとか柱は斬らないであげて😅 (2月24日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:HAL | 作成日時:2024年2月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。