玖拾捌 ページ7
これ以上、その言葉を聞きたくなかった
もし死.んだら、……そんなの、考えたくもない
無いと信じたいし僕がさせないけど
Aがもし、斬られて死.んでしまったら…
僕はその隊士を許さない
隊律違反になら(死な)ない程度に…((
『ごめん、なさい。話しすぎちゃった』
「そこじゃないから」
なんでAにそれが伝わらないんだろう
僕はただAに
A自身を大切にして欲しいだけなのに
『なにか悪いこと言っちゃった？』
「分からないの？ これからはそういうこと冗談でも言わないで」
本当に分かって無さそうだし
Aは師範だった時からだったけど、今はより自己犠牲に磨きがかかってる気がする
『ちょっと頭、冷やしてくる
先に寝てて
おやすみなさい』
いや、この状況で寝れる人の方が少ないと思うんだけど
時々、今でもAの考えていることが分からない時がある
でも、まず…
「そこにいるのわかってるから
聞いてたんでしょ
宇髄さん」
ガタン
すると急に屋根裏から物音がしだし、思った通り宇髄さんが出てきた
「バレてたか、ド派手にすれ違う会話に笑っちまったからか？」
笑う要素なんてなかったと思うんだけど
そう思っていたら急に宇隨さんの雰囲気が変わった
「それより時透…
お前、Aとの記憶が戻ったのか？」
なに分かりきったことを真剣に……あ、そうだった
僕、記憶が無いってことになってたんだっけ
「気のせいじゃない？」
「じゃあなんでお前は記憶を治してもらった�爐△訖有瓩鮹里辰討襪鵑澄�」
「なんのことか分からないんだけど」
ーー
宇隨side
時透に気付かれていると思っていなかったが…
いや、あの会話で笑わないやついないだろ
だが時透の話でおかしいところがある
時透にはAとの記憶は無いはずなのに
「じゃあなんでお前は記憶を治してもらった�爐△訖有瓩鮹里辰討襪鵑澄�」
無論、時透の記憶を治したのはAだ
だから、時透は記憶を治してくれた�爐△訖有瓩覆鵑導个┐討襪呂困�ねぇ
「はぁ、今回は負けたよ。僕はAのことをちゃんと覚えてる
…というか初めから忘れてないし」
…は？ 何言ってんだ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 225人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛鵺 - 初コメ失礼します！ これまでの作品、全て見ました！ …神ですか？ これからも応援してます！ 現在は初めから書き直しているそうですが更新されたらまた見に行きます！ 応援してます！ 頑張ってくださいね！ (4月24日 21時) (
レス) @page22 id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
りさぷー - わお、気になっていつの間にか時間忘れて一気見してたわ、すごいヾ(≧▽≦*)o（語彙力皆無)これからも陰ながら応援していきます！でもどうか無理はなさらず<(_ _)> (4月21日 18時) (レス) @page32 id: f96d0b684d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - わぁぁ！！お話が面白すぎて全部一気読みしちゃいました！！文才凄すぎて尊敬…！これからも更新頑張って下さい！！ (4月11日 16時) (レス) id: e840a98253 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2024年2月27日 18時
