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佰捌 ページ17

Aside



最終的に話し合いにより私はお嫁さんたちがいる時はお面を必ず着用という約束をした




「あ、一応明日御館様のところに行くがやっぱり夜の方がいいか?」



『いえ、そこまで迷惑をかける訳にもいきませんし。日傘でもさして行きます』




夜中に訪問はするものでは無いと思うし、単純に失礼だろう



だが私にとって問題はそこではなかった




日傘をさして行くとは言ったが、完全に日光を防げるわけではない

何故わかるか、それは実証済みだから



吉原に来たばかりの頃、買い物を頼まれてしまい断れず昼間に外に出ることになった


その日は天気が悪く曇っていた



不幸中の幸い、お客さんが置いていった傘があったのでそれをさして買い物へ向かった



しかし、太陽が隠れていても外は外



素肌が見えてしまっている場所、足苦や手首は少しづつ火傷をおっていった



しかし日も弱く、日傘があったため顔は無事だった







……その時までは










帰り道、急に太陽が照り始め快晴となってしまった


それも、その時間帯は正午から少しすぎた頃



太陽も傾き始め、日傘の影で身体を隠すことも不可能になっていった




日傘でも全ての光を遮断できず着物も何重にも重ねていても徐々に焼けた





私は全身に火傷をおった




やけたところから広がりどんどん皮膚もただれた



しかも、なかなか治らない





私は走って京極屋に帰り、堕姫姉のところに行った




なんとか2週間後には痕も残らず治ったが…







今回も火傷をおったとしても2週間ほどで治ると信じて



というか、明日の天気が悪い事を祈って




私は眠りについた
















・・・



…最悪だ





今日は雲ひとつない晴天






終わった、厚着していかなきゃなぁ




「Aさん、朝餉の用意が出来ましたよ」



『ありがとうございます、雛鶴さん』



朝餉、かぁ。
最近は堕姫姉とか妓夫兄の血しか飲んでなかったからなぁ




私は部屋を出て朝餉がある部屋に向かった







「Aちゃん! おはようございます! 準備は出来てるのでいつでも食べて大丈夫ですよ!!」


「おはよう、おなかいっぱい食べな!!」



『おはようございます、須磨さん、まきをさん。
朝早くからありがとうございます』




私は席につき、食事を前にした














現在の私の症状






吐き気

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凛鵺 - 初コメ失礼します! これまでの作品、全て見ました! …神ですか? これからも応援してます! 現在は初めから書き直しているそうですが更新されたらまた見に行きます! 応援してます! 頑張ってくださいね! (4月24日 21時) (レス) @page22 id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
りさぷー - わお、気になっていつの間にか時間忘れて一気見してたわ、すごいヾ(≧▽≦*)o(語彙力皆無)これからも陰ながら応援していきます!でもどうか無理はなさらず<(_ _)> (4月21日 18時) (レス) @page32 id: f96d0b684d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - わぁぁ!!お話が面白すぎて全部一気読みしちゃいました!!文才凄すぎて尊敬…!これからも更新頑張って下さい!! (4月11日 16時) (レス) id: e840a98253 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2024年2月27日 18時

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