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この笑顔を守りたい 〜時透side ページ9

時透side


「事情はわかりました。しかし、それを信じれるほど私はあなたたちを信用しておりません。なので、そうですね……

時透さん、ちょっとこっちに来てください」




僕?まぁ、いいか。
そして僕はその女の人について行った




・・・




「で、? ここで何すればいいの?」


『私に、霞の呼吸を見せてください。』


「なんで君がその事を知ってるの?」


『え?』


「なんで君は僕たちが呼吸を使えるって知ってるの…?」




おかしい、さっきの胡蝶さんの説明では鬼の情報・鬼殺隊であることを隠していた。胡蝶さんがこの女の人に言ったのは、僕たちがこっちに来た経緯だけ

ましてや、なんで僕が霞の呼吸を使うことを一般人であるこの人が知っているのか



…いや、いいや。どうせすぐ忘れるんだし
すると、その女の人は言った




『私はみんなのことを知ってるよ』


どういうこと…?



『じゃあ、なんで知ってるんだったら信じてくれないの?』


僕らを知ってる? 鬼に襲われたことでもあるのかな


「色々あって、ね?」



言いにくいことなのか
無理に言わせる気は無いけど、なんか胸の中が、こう……


モヤッとした




「まぁ、見せればいいんでしょ?」



考えるのをやめて僕はそう言った
この人といると調子が狂う




「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞」



僕は無心で刀をふった。







女の人の方を向くと、ただただ何も言わず立っていた



「……ねぇ、ねぇ、聞いてる?」



『…あ、ごめん。あんまりにも美しくて』


美しい? 刀を降ってるのは鬼を滅するためなだけなのに
鬼だって元は人間だし、美しいことは何もない
でも、この女の人は……いや、Aさんは



今にも泣きそうな顔をしていた




『ありがとう、時透さん』


「僕は感謝されることなんてやってないけど」



そういうとAさんは動き出した
そして僕の方を振り返った





『戻ろう、居間に。みんないるよ』



その笑顔は、とても儚くて、美しくて…
この笑顔を少しでも長く見ていたい、そう思った







…あの笑顔は、一生忘れない




そしてAさんは歩き出した
僕はその後ろを黙ってついて行った

⚠本編ではございません⚠→←信じないわけが



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シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦😓😓😖😖またか…私はあくまでも…【合作の方に】来て欲しいだけで…催促ではないですね…ももさん達はどうして、そんなお門違いの勘違いが出来るんだろう…😔😔😒😒 (5月1日 18時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦(ももさん達は)しつこいですね…😓😓😖😖 (5月1日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 凛鵺さん» うん…… (4月30日 22時) (レス) id: 090ee67cb9 (このIDを非表示/違反報告)
凛鵺 - シルビア★姉貴さん» シルビア★姉貴様へ、これまでも何度かお見受けしましたが更新の催促は主様もしないでほしいとおっしゃっていましたし、そのような発言はそろそろやめたほうがいいと思います。主様にも何か思うところがあるのかもしれませんので…… (4月30日 21時) (レス) id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» ハルっち…合作の方に来て…。 (4月30日 17時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2024年1月8日 20時

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