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ページ36

……蜜璃ちゃん、勘違いしてるよ



みんなを1回廊下に避難させた

というか追い出した



あんなに桃色草子の散乱している部屋に入れられない



『蜜璃ちゃんはどうしてここに?』


「お水もらおうとこの部屋の前を通ったらちょっと声が聞こえてきちゃって」



……そんな顔を赤くなるほどの話、してたかな?



宇「まぁ、言葉だけ聞いたらな」


不「チッ、不本意だァ……」



え、そんなに?


『まぁ、いいや。今日はもう遅いから解散しよ。また、明日ね! おやすみ!!』



と言い捨て私は急いで部屋の片付けを開始した



散らばっているものを見ると、まぁね?


見られたら確実に死亡してたなって思う



流石に私が逆の立場だったらその本引き裂いて燃やしとるわ!!



そのまま私は順調に片付けを進めた





・・・



『……ないッ!!!! 1冊足りない!!!!』


なんで、? どうして?

え、間違えて違う場所に閉まっちゃったかな



いや、あんなに丁寧にやって間違って…ってことがあったら自分を疑うわ!!






……そういえば無一郎くんって


お腹に……






…………………………奪還せねばっ!!!!!





だってたしかあの本って……


クソッ!!!……寄りにもよってなんであの本なのッ!?!?





・・・

私は急いでノックをする

『ごめん、無一郎くんッ!! 開けてッ!!!?』



扉の奥から勝手に入ってきて、という声が聞こえる




『…失礼します』




無一郎くんはベットの上で何かを読んでいた



「気付くの遅かったね、もう少し遅かったらもう寝てたよ」


と言いながら読んでた本を置く
その本は私がずっと探していた本



『……無一郎くん、それ読んじゃった?』



「うん、今2回目を読み終わったところ」



1回だけでなく2回もかよ……



『できればその内容を忘れて私に速やかに返していただいても?』



「本は返してあげるけど……忘れられるかな」


え、悪いけど…………、忘れるでしょ…



「僕、Aと話したこと、まだ全部覚えてる。こんなに長く記憶が持ったの初めてかも」



できれば頑張って作った料理の方が覚えていて欲しかったよ



「そんなことより、」

そう言って私に近寄ってくる


「Aはさ、あの本みたいな僕が好きなの?」






その距離、およそ10センチ

妖艶な笑み→←・



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シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦😓😓😖😖またか…私はあくまでも…【合作の方に】来て欲しいだけで…催促ではないですね…ももさん達はどうして、そんなお門違いの勘違いが出来るんだろう…😔😔😒😒 (5月1日 18時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦(ももさん達は)しつこいですね…😓😓😖😖 (5月1日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 凛鵺さん» うん…… (4月30日 22時) (レス) id: 090ee67cb9 (このIDを非表示/違反報告)
凛鵺 - シルビア★姉貴さん» シルビア★姉貴様へ、これまでも何度かお見受けしましたが更新の催促は主様もしないでほしいとおっしゃっていましたし、そのような発言はそろそろやめたほうがいいと思います。主様にも何か思うところがあるのかもしれませんので…… (4月30日 21時) (レス) id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» ハルっち…合作の方に来て…。 (4月30日 17時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2024年1月8日 20時

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