検索窓
今日:297 hit、昨日:237 hit、合計:27,608 hit

ページ30

〜Aさんがいなくなった部屋にて〜



伊黒side


Aがドアノブに手をかける



「Aちゃん!!!! 待って!!」



甘露寺が呼んでも振り向きもせずに出ていった



「……Aちゃん、ごめんね、ごめんなさい…ッ…!!」


……アイツは、泣いていたからな

おそらく甘露寺を泣かせることも不本意だったのだろう



正直、俺が何とかできる問題なら良かったんだが



俺は死ぬことに躊躇いは無い。この穢れた血が少しでも薄まるなら、浄化できるなら


…それでいい




アイツはそのことも知っているのだろうか




他の奴らがどんな経験をしているのかは知らんが
全員の過去を受け止めてそれでも俺たちのことを考えて話したアイツは


信用、できない………、こともない



……俺は一冊、本を手に取った




みんなが俺を見ているが、そんなことどうでもいい



俺が取ったのは22巻、白髪の男が写っているやつだ



おそらくこいつが鬼舞辻無惨の最も強いときだろう




中を見ると、ところどころに涙のあとがあった









しかし、俺は読むまでこの悲劇を知らなかった




・・・


読み終えると結構な時間が経っていた


見ると他の奴らも読んでいるようだ





…………ここまで悲惨だと思わなかった

アイツはこの話を読んで俺たちと会って笑顔で接していたのか



甘露寺もあんなに、よく耐えたものだ





甘露寺は攻撃を避けきれなかった

俺もほぼ戦闘が出来なくなる


爀刀と透き通る世界、興味深い…





だが、今はそんな気分ではなかった



俺は何も言わずアイツの、Aの部屋に向かった





・・・



俺が二階にあるAの部屋に向かうため階段をのぼっていると上からAが降りてきた




『なんで、ここに……』



泣いたのだろうか、少し目の下が腫れている



「……こんな時間にどこに行くつもりだ」


鬼が出ないにしろ危ない。外にはどんな輩がいるか……



『……公園にでも行こうかと思ってて。少し、頭冷やしたかったから』



「ふん、ついて行ってやらんこともない」




するとAは微笑んだあと、何も言わず歩き始めた

俺はただついて行った




ーーー

ここで変更です

○sideは、○→『』
Aさん→「」
と言いましたが

○sideでも
○→○「」
Aさん→『』とします

分かりにくくてごめんなさい
よろしくお願いします

夜の公園→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦😓😓😖😖またか…私はあくまでも…【合作の方に】来て欲しいだけで…催促ではないですね…ももさん達はどうして、そんなお門違いの勘違いが出来るんだろう…😔😔😒😒 (5月1日 18時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦(ももさん達は)しつこいですね…😓😓😖😖 (5月1日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 凛鵺さん» うん…… (4月30日 22時) (レス) id: 090ee67cb9 (このIDを非表示/違反報告)
凛鵺 - シルビア★姉貴さん» シルビア★姉貴様へ、これまでも何度かお見受けしましたが更新の催促は主様もしないでほしいとおっしゃっていましたし、そのような発言はそろそろやめたほうがいいと思います。主様にも何か思うところがあるのかもしれませんので…… (4月30日 21時) (レス) id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» ハルっち…合作の方に来て…。 (4月30日 17時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:HAL | 作成日時:2024年1月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。