推しが何故ここにいるの!?【鬼滅の刃】【柱】

正直に話すよ。 ページ26

『どういうこと、御館様……！！？』


ガタッ



意味わからない。なんで急に…あの子たちを頼む、は分かった




……私を狙っている人





ゴトッ




おそらく、まさかだけど鬼滅のキャラたちは彼(あいつ)のせいで?



また、って言ってたし、待つしかないかぁ((ガタンｯ





……うっさいなぁ！！！
人が一生懸命考えてる時に！！！！！



『何隠れてんの！！！！』




ドアを開けると柱のみんながドアの周りにいた
隠れてすらなかったわ



〈きっと、受け入れてくれるよ〉



その代わり嫌われたら恨みますからね！？


推しに？ 嫌われて？ 生きてける奴がどこにいるって言うんだ！！！！！


『ヤケクソだぁ、いいよ、話す。ごめん、少し怖くなったから逃げた』




「ふん、誰だって逃げることくらいあるだろう」

「逃げることは悪いことでは無い！！ 悪いのは、物事から目をそらすことだ！Aは、しっかり向き合ったんだろう？」


待って、泣いちゃうって。いや、泣く

もう、視界ボヤボヤだもん…


「ゆっくりでいい。Aのペースでいいから話してくれ」


『……ん、分かった』




・・・



私たちは大広間に戻った。


『見て、これ。』



まず見せたのは、鬼滅の柱だけ乗ってるカレンダー
みんな驚いた顔をしてた


そりゃそうだよね
今日来たばかりの世界で自分たちの顔が写ってるカレンダーを見るなんて




『この世界ではね、みんなは漫画のキャラクターなんだぁ』




「まんが、と、きゃらくたぁ、ってやつを教えて貰ってもいいですか？」


『あ、ごめんね。漫画っていうのは、本だよ。絵だけで進む本。で、キャラクターっていうのは登場人物のこと』



みんなわかったようだった



『で、これが漫画、全23巻。これはね……ｯ


みんなが……ｯ…柱で、鬼を倒すお話なんだぁ』




みんなが息を飲むのがわかる



『主人公は竈門炭治郎君』



「あの、気に入らんガキか…」

「だから1巻の表紙がアイツなのか」



ってことはまだ柱合会議までしか進んでいないのかな





『私はこの本を読んで、みんなのことを知ってたの
みんなが鬼殺隊ってことも、柱ってことも、過去も隠してた思いも全て』

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